例文・使い方一覧でみる「怺」の意味


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...しかしそれをやっと(こら)えて...   しかしそれをやっと怺えての読み方
海野十三 「地球要塞」

...じっと(こら)えながら室の中央に進んだ...   じっと怺えながら室の中央に進んだの読み方
海野十三 「不思議なる空間断層」

...息子ども頻りに家に歸れといひ越せど、畑が惜しさに、寂しさをへて、住み居るなり...   息子ども頻りに家に歸れといひ越せど、畑が惜しさに、寂しさを怺へて、住み居るなりの読み方
大町桂月 「鹿野山」

...「何をするんです? もうあんなに謝罪つたんだからへてくれたつていゝぢやないか...   「何をするんです? もうあんなに謝罪つたんだから怺へてくれたつていゝぢやないかの読み方
鈴木三重吉 「赤い鳥」

...私は噴き出しそうなのを(こら)えて...   私は噴き出しそうなのを怺えての読み方
太宰治 「一燈」

...そしてとう/\(こら)へきれずに...   そしてとう/\怺へきれずにの読み方
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」

...私は何かをじっと(こら)えているような様子をして...   私は何かをじっと怺えているような様子をしての読み方
堀辰雄 「幼年時代」

...笑ひをえるために唇を噛んでゐた...   笑ひを怺えるために唇を噛んでゐたの読み方
牧野信一 「南風譜」

...相手が、女、折も折、じっと、(こら)えて、苦く笑って、「まあ、姐御、そんなに腐らねえでもいいじゃねえか――どうせ踏み込んだ泥沼だよ――それに、素(す)ッ堅気(かたぎ)がっている奴だって、大ていおれ達と違ったものでもねえようだ...   相手が、女、折も折、じっと、怺えて、苦く笑って、「まあ、姐御、そんなに腐らねえでもいいじゃねえか――どうせ踏み込んだ泥沼だよ――それに、素ッ堅気がっている奴だって、大ていおれ達と違ったものでもねえようだの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...けれどもえた...   けれども怺えたの読み方
室生犀星 「幼年時代」

...だが痛みを(こら)えて凝視(ぎょうし)すると...   だが痛みを怺えて凝視するとの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...お(こら)えくださいますように...   お怺えくださいますようにの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...蛭(ひる)に喰われたりヤブ蚊にさされたりの沈黙をじっと(こら)えて...   蛭に喰われたりヤブ蚊にさされたりの沈黙をじっと怺えての読み方
吉川英治 「平の将門」

...(こら)え声も止んでしまうと...   怺え声も止んでしまうとの読み方
吉川英治 「八寒道中」

...もう(こら)えきれない天狗が吹き出してしまった...   もう怺えきれない天狗が吹き出してしまったの読み方
吉川英治 「源頼朝」

...それでは二十日(はつか)あまり(こら)えてきた忍苦がなんの意味もなさなくなってしまう...   それでは二十日あまり怺えてきた忍苦がなんの意味もなさなくなってしまうの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...黙って(こら)えていろと仰っしゃる新蔵殿の方が...   黙って怺えていろと仰っしゃる新蔵殿の方がの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...……何とか、(こら)えて、もいちど家へ入れて下さらぬか...   ……何とか、怺えて、もいちど家へ入れて下さらぬかの読み方
吉川英治 「山浦清麿」

「怺」の読みかた

「怺」の書き方・書き順

いろんなフォントで「怺」

「怺」の英語の意味


ランダム例文:
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