例文・使い方一覧でみる「怫」の意味


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...公(ふつ)然として去れり...   公怫然として去れりの読み方
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」

...然として書を彼に飛ばしたり...   怫然として書を彼に飛ばしたりの読み方
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」

...而して此所信の前には然として...   而して此所信の前には怫然としての読み方
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」

...そこで彼の心の中に然(ふつぜん)と損得観念が勝利を占め...   そこで彼の心の中に怫然と損得観念が勝利を占めの読み方
海野十三 「鞄らしくない鞄」

...将軍が蟷螂(かまきり)のやうに(むつ)とした顔をして...   将軍が蟷螂のやうに怫とした顔をしての読み方
薄田泣菫 「茶話」

...」小橋氏は(むつ)として牡鶏(をんどり)のやうなきい/\した声で怒鳴つた...   」小橋氏は怫として牡鶏のやうなきい/\した声で怒鳴つたの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...アガメムノーンただ獨り然として悦ばず...   アガメムノーンただ獨り怫然として悦ばずの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...「あらあら」これにはお絹も(むっ)としました...   「あらあら」これにはお絹も怫としましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...判人(はんにん)が承知を致しますまい」お絹は然(むっ)として...   判人が承知を致しますまい」お絹は怫然としての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...彼は然(ふつぜん)として孔子に喰って掛かる...   彼は怫然として孔子に喰って掛かるの読み方
中島敦 「弟子」

...只(ただ)他(ひと)の吾を吾と思わぬ時に於て然(ふつぜん)として色を作(な)す...   只他の吾を吾と思わぬ時に於て怫然として色を作すの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...覗いて見る位のことは支配人の勤めぢやないか」藤三郎は然として突つかゝりました...   覗いて見る位のことは支配人の勤めぢやないか」藤三郎は怫然として突つかゝりましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...覗いて見るくらいのことは支配人の勤めじゃないか」藤三郎は然(ふつぜん)として突っかかりました...   覗いて見るくらいのことは支配人の勤めじゃないか」藤三郎は怫然として突っかかりましたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...然(ふつぜん)として背(そびら)を見せました...   怫然として背を見せましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...われにもあらず然(ふつぜん)として憤(いきどお)りしが...   われにもあらず怫然として憤りしがの読み方
福田英子 「妾の半生涯」

...これは「(ぶつ)々々々」と不平を鳴らして居るのであらうか...   これは「怫々々々」と不平を鳴らして居るのであらうかの読み方
正岡子規 「墨汁一滴」

...その執拗い事というものは……呆れた……」愚直な林氏は茲(ここ)に於て然(ふつぜん)色を作(な)した...   その執拗い事というものは……呆れた……」愚直な林氏は茲に於て怫然色を作したの読み方
夢野久作 「近世快人伝」

...『庭先でも差つかえござるまい』『なぜ?』然(ふつぜん)と...   『庭先でも差つかえござるまい』『なぜ?』怫然との読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

「怫」の読みかた

「怫」の書き方・書き順

いろんなフォントで「怫」


ランダム例文:
小蔭   音無し   義妹  

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