例文・使い方一覧でみる「怫」の意味


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...公(ふつ)然として去れり...   公怫然として去れりの読み方
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」

...然として書を彼に飛ばしたり...   怫然として書を彼に飛ばしたりの読み方
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」

...而して此所信の前には然として...   而して此所信の前には怫然としての読み方
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」

...とうとう辛抱(がまん)が仕切れないで然(ふつぜん)袂(たもと)を払って退学してしまった...   とうとう辛抱が仕切れないで怫然袂を払って退学してしまったの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

... 355彼に答へて然と羽ある言句陳じ曰ふ...    355彼に答へて怫然と羽ある言句陳じ曰ふの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...「あらあら」これにはお絹も(むっ)としました...   「あらあら」これにはお絹も怫としましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...悟空が然(ふつぜん)として喰(く)ってかかる...   悟空が怫然として喰ってかかるの読み方
中島敦 「悟浄歎異」

...彼は然(ふつぜん)として孔子に喰って掛かる...   彼は怫然として孔子に喰って掛かるの読み方
中島敦 「弟子」

...只(ただ)他(ひと)の吾を吾と思わぬ時に於て然(ふつぜん)として色を作(な)す...   只他の吾を吾と思わぬ時に於て怫然として色を作すの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...ヘンデルは然(ふつぜん)色をなして...   ヘンデルは怫然色をなしての読み方
野村胡堂 「楽聖物語」

...覗いて見る位のことは支配人の勤めぢやないか」藤三郎は然として突つかゝりました...   覗いて見る位のことは支配人の勤めぢやないか」藤三郎は怫然として突つかゝりましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...然(ふつぜん)として背(そびら)を見せました...   怫然として背を見せましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...われにもあらず然(ふつぜん)として憤(いきどお)りしが...   われにもあらず怫然として憤りしがの読み方
福田英子 「妾の半生涯」

...「……」好い機会に出遇つた如く気附いた純造は殊更に感傷的な眼ばたきをして少年のやうに然として見せる...   「……」好い機会に出遇つた如く気附いた純造は殊更に感傷的な眼ばたきをして少年のやうに怫然として見せるの読み方
牧野信一 「坂道の孤独参昧」

...余は然とせり...   余は怫然とせりの読み方
牧野信一 「〔編輯余話〕」

...これは「(ぶつ)々々々」と不平を鳴らして居るのであらうか...   これは「怫々々々」と不平を鳴らして居るのであらうかの読み方
正岡子規 「墨汁一滴」

...済みませんが彼家(あすこ)にも電話を引いて下さいナ」と哀願してみたら叔父は然(ふつぜん)として...   済みませんが彼家にも電話を引いて下さいナ」と哀願してみたら叔父は怫然としての読み方
夢野久作 「鉄鎚」

...団員廿余名命令に反抗美人連を人垣に作り一斉に裸馬に飛乗りピストルを乱射しつつ有楽町大通りを遁逃す然るにこの命令を聞くやスタチオ兄弟は然(ふつぜん)色を作(な)し...   団員廿余名命令に反抗美人連を人垣に作り一斉に裸馬に飛乗りピストルを乱射しつつ有楽町大通りを遁逃す然るにこの命令を聞くやスタチオ兄弟は怫然色を作しの読み方
夢野久作 「暗黒公使」

「怫」の読みかた

「怫」の書き方・書き順

いろんなフォントで「怫」


ランダム例文:
こざっぱりした   鼻の下が長い   すっかり見える  

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