例文・使い方一覧でみる「性来」の意味


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...性来(うまれえて)義気深き牛なりければ...   性来義気深き牛なりければの読み方
巌谷小波 「こがね丸」

...性来(うまれつき)歯が達者なので...   性来歯が達者なのでの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...生国は越後で眼に一丁字もない無学文盲でしたけれども、性来の利発もの、お世辞はないが実直でなかなかたのもしい女でした...   生国は越後で眼に一丁字もない無学文盲でしたけれども、性来の利発もの、お世辞はないが実直でなかなかたのもしい女でしたの読み方
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」

...性来頑健は彼は死ぬ二三年前迄は恐ろしく威勢がよかった...   性来頑健は彼は死ぬ二三年前迄は恐ろしく威勢がよかったの読み方
長塚節 「太十と其犬」

...兄は性来(しょうらい)の痩(やせ)っぽちであった...   兄は性来の痩っぽちであったの読み方
夏目漱石 「行人」

...彼は性来(しょうらい)元気な男であった...   彼は性来元気な男であったの読み方
夏目漱石 「行人」

...元々木や石で出来上ったと云う訳ではないから人の不幸に対して一滴の同情くらいは優(ゆう)に表し得る男であるがいかんせん性来(しょうらい)余り口の製造に念が入(い)っておらんので応対に窮する...   元々木や石で出来上ったと云う訳ではないから人の不幸に対して一滴の同情くらいは優に表し得る男であるがいかんせん性来余り口の製造に念が入っておらんので応対に窮するの読み方
夏目漱石 「趣味の遺伝」

...性来(しょうらい)構わない性分だから...   性来構わない性分だからの読み方
夏目漱石 「坊っちゃん」

...私は性来(しょうらい)騒々(そうぞう)しい所が嫌(きらい)ですから...   私は性来騒々しい所が嫌ですからの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...僕は性来臆病(おくびょう)なるゆえ...   僕は性来臆病なるゆえの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...実は性来粗忽者のわたくしが...   実は性来粗忽者のわたくしがの読み方
森律子 「三度會つた巡査」

...性来酒好きな上に恬淡(てんたん)な其角は...   性来酒好きな上に恬淡な其角はの読み方
山本周五郎 「其角と山賊と殿様」

...性来の世話やき好きでお文が采配(さいはい)を振り...   性来の世話やき好きでお文が采配を振りの読み方
山本周五郎 「寒橋」

...性来の毒婦型(どくふがた)の女で...   性来の毒婦型の女での読み方
吉川英治 「魚紋」

...虎は性来、敵が尾へ廻ることはおよそ嫌いだ...   虎は性来、敵が尾へ廻ることはおよそ嫌いだの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...梁山泊(りょうざんぱく)を立つさい、あれほどかたく、道中では一切酒を禁じ、杯を持たぬと誓って出てきたのに、持ったが病か、性来の単純さか、酒を見たがさいご、何ともはや、自分で自分の処理がつかない...   梁山泊を立つさい、あれほどかたく、道中では一切酒を禁じ、杯を持たぬと誓って出てきたのに、持ったが病か、性来の単純さか、酒を見たがさいご、何ともはや、自分で自分の処理がつかないの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...すなわち小旋風の柴進(さいしん)とは私であると、まず言って、「幸か不幸か、性来、財をうとみ、義をおもんじ、天下の好漢と交(まじ)わりをむすんで来ましたが、それがついこの身をして梁山泊の一員となる契機の因(もと)をなしていたのです...   すなわち小旋風の柴進とは私であると、まず言って、「幸か不幸か、性来、財をうとみ、義をおもんじ、天下の好漢と交わりをむすんで来ましたが、それがついこの身をして梁山泊の一員となる契機の因をなしていたのですの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...憐れむべき孤児のひがみに発し、性来の兇暴性が、地方の悪民に、利用されたものなのです...   憐れむべき孤児のひがみに発し、性来の兇暴性が、地方の悪民に、利用されたものなのですの読み方
吉川英治 「平の将門」

「性来」の読みかた

「性来」の書き方・書き順

いろんなフォントで「性来」

「性来」の英語の意味


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いだく   遠隔   迎撃  

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