...ベルナルドオ必ずその月旦を怠ることなし...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...礼拝供養怠ることなきも...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...もしそれを怠るような者があれば...
海野十三 「心臓盗難」
...年を経てもなお怠ることなく励むことによって表現の自由を獲得することになる...
高浜虚子 「俳句への道」
...イデオロギーなるものと技術(このブルジョア文化の一特徴)との関係に向って注意を払うのを怠ることは...
戸坂潤 「技術の哲学」
...避姙の法を実行する事については寸毫(すんごう)も怠る所がなかった...
永井荷風 「西瓜」
...若しこれを怠るならばわたくしの名は忽(たちまち)翌日の新聞紙上に交通禍の犠牲者として書立てられるであろう...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...病氣と稱して參覲を怠る殿樣...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...勤む可き業を怠る可らずと言えば...
福沢諭吉 「女大学評論」
...指図の世話のみをなして保護の世話を怠るものなり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...怠ることの出来ない英語勉強のために...
「赤い貨車」
......
三好達治 「測量船拾遺」
...決して私はなすべきを怠る者ではございません...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...うちの者に対してもよその人に対しても少しもその務めを怠ることなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それを怠る者がだんだんと多くなって...
柳田国男 「こども風土記」
...動脈・静脈「――其方の一隊は、われらの本軍と別れて、ここより数町先の上流、十二ヶ瀬を渡って、この千曲の北岸、小森附近に陣をとれ」「はいっ」「そして、この広い闇の野と、深い霧の河原とを、悉(ことごと)く敵の影とも思って、注意を怠るな、うろつく物見と見たら一人も討ち洩らすな」「承知いたしました」「甲軍の主力は、おそらく広瀬の下流を渡り、八幡原へうごき出たものと思わるる...
吉川英治 「上杉謙信」
...「監視を怠るな」と厳命しておいた...
吉川英治 「三国志」
...警備を怠るな」と...
吉川英治 「三国志」
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