...然り基督教は多くの仏教徒の今日為すがごとく済世(さいせい)を怠りつつ自己の蓄財に汲々たるを奨励せざるなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...おいおい自家独特の製品を作り出そうと研究怠りなき頃であった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...そこにいらっしゃる先生(と、またもや、ぐいと速記者のほうを顎でしゃくって、)その先生の作品などは、時たま新聞の文芸欄で、愚痴(ぐち)といやみだけじゃないか、と嘲笑(ちょうしょう)せられているようで、お気の毒に思っていますが、それもまたやむを得ない事で、今まで三十何年間、武術を怠り、精神に確固たる自信が無く、きょうは左あすは右、ふらりふらりと千鳥足の生活から、どんな文芸が生れるか凡(およ)そわかり切っている事です...
太宰治 「花吹雪」
...いういうとして怠りなく...
種田山頭火 「其中日記」
...医療を怠りなさってはいけませんよ...
豊島与志雄 「霊感」
...しかしおのずから気がゆるんで怠りがちになるものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一 読書思索観察の三事は小説かくものの寸毫(すんごう)も怠りてはならぬものなり...
永井荷風 「小説作法」
...開墾地の見舞をさえも怠りがちになることすらあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...念仏の行怠りなく...
中里介山 「法然行伝」
...前後に怠りなく注意を配りながら進んで行った...
中島敦 「虎狩」
...物に乏しき者は自らの怠りを責め...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...準備おさおさ怠りない時であった...
吉川英治 「三国志」
...途中でだいぶ遊興に日を怠り...
吉川英治 「三国志」
...国政の怠りでもあります...
吉川英治 「新書太閤記」
...「長らく怠りましたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...「敗れたりといえ、きのうまで、領主と仰いでいた地頭を搦(から)め捕り、侵攻の敵軍へ渡すのみか、百姓の業を怠り、利のためこれへ出て、功を争い述べるなど、野人の浅慮(あさはか)といえ、心情悪(にく)むべしじゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
...守備に怠りないことです」寄手の泊軍(はくぐん)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...自分の怠りが悔いられた...
吉川英治 「親鸞」
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