...臨時便宜の裁判を爲す者なるが如く思惟する者あるを以て...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...私が思惟するものであるといふことは...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...私が私は或るものであると思惟するであらう間は...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...これに反して石は延長を有するもので思惟するものでないこと...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...私は思惟するもの以外の何物でもないのであるからして...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...すなはち思惟する實體を生み出すといふ完全性を自分によつて持つたとすれば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...私が思惟するものである限り...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...私のうちにあるところの或ひはむしろ私自身であるところの思惟する本性が...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...思惟する實體をば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...それが思惟するものであり...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...初めて原子を思惟することも真理であり得ると考える(思惟経済説)(この点プランク(M. Planck)との論争が歴史的)...
戸坂潤 「辞典」
...今日の日曜を此所に來りてわれら模擬飛行機の座席に乘れど側へに思惟するものは寂しきなり...
萩原朔太郎 「氷島」
...わが思惟するものは何ぞやすでに人生の虚妄に疲れて今も尚家畜の如くに飢ゑたるかな...
萩原朔太郎 「氷島」
...彼等の學者が思惟するよりは...
萩原朔太郎 「夢」
...外國の語も用ゐよ外國に行はるゝ文學思想も取れよと申す事に就きて日本文學を破壞する者と思惟する人も有之げに候へどもそれは既に根本に於て誤り居候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...故に私は思惟する物もしくは実体である」ということに対し...
三木清 「哲学入門」
...いづれが與へられた概念を思惟する一つの仕方に過ぎぬものとして...
三木清 「論理と直觀」
...それはここに用いられた表現が文芸的であって思惟するよりも直観することを必要とするゆえのみではない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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