...愈(いよいよ)怪しく思召して...
芥川龍之介 「邪宗門」
...して見ると神々の思召しは...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...もし神に思召しがあったら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それをふびんぢや気の毒ぢやと思召して...
平出修 「夜烏」
...私たちのことだけお思召しなるときには...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この上留めることは不可能であると帝は思召して...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源氏の君の美しい童形(どうぎょう)をいつまでも変えたくないように帝は思召したのであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮は返事を書きにくく思召したのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...一人の夫人となって幼稚な姫宮が行っておられることを心苦しく思召した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...よろしくない行動であるとは思召しながら...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮は深く自分の心が汲(く)んでもらえないからであろうと恨めしく思召した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その人を恨めしく思召してお泣きになるのを見て...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...と思召して宮は御本意を遂げようともあそばさないのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...母君の喪中だけはほかのことをいっさい思わずに謹慎して暮らしたいという思召しが濃厚でおありあそばす一方では...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...うれしく思召して...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...兵部卿の宮も秋季のうちに紅葉見(もみじみ)として行きたいと思召してよい機会をうかがっておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮様のほうでは人目を思召してお付きもたくさんおつれにならないで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...隔てを置いたままでいるのは苦しいことであると思召して...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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