...大臣殿(宗盛)の思召(おぼしめし)にて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...「たとひ秀次公謀反(むほん)を思召立(おぼしめしたち)給ふ事有共...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...御佛の思召一つである...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...右の御達はあまりの思召切りだ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...自分が悪いと思召(おぼしめ)したら...
中里介山 「大菩薩峠」
...家筋を思召(おぼしめ)され...
久生十蘭 「鈴木主水」
...方々、如何、思召される...
久生十蘭 「玉取物語」
...タヌキ菩薩もあわれと思召(おぼしめ)し給いけむ二月上旬のとある天気晴朗の朝...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...院は櫛(くし)の箱の返歌を御覧になってからいっそう恋しく思召された...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この問題で陛下も御不快に思召(おぼしめ)すようだし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫君を美しく中宮は思召(おぼしめ)した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...東宮は待ち遠しく思召す御様子であったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...差し合ってはよろしくないと院は思召し...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...死後にもとの持ち主の譲らせたい人は分明であると思召(おぼしめ)された...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...我々が天候の暴威に堪えられるようにとの思召しであって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...亀阜荘さまにもそう思召されることだと思う...
山本周五郎 「新潮記」
...奇特に思召(おぼしめ)され...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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