...しかし彼の部下は怒りっぽいのだ...
海野十三 「宇宙戦隊」
...怒りっぽいというのではないが...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...あの老人は怒りっぽい人で...
ストックトン Francis Richard Stockton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...怒りっぽいしかし無邪気なムッツリとした...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...怒りっぽい方だから...
田中貢太郎 「陳宝祠」
...まるで背むしか小人(こびと)のように、猜疑心が強くて、怒りっぽい...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...米友は気が短くて怒りっぽいし...
中里介山 「大菩薩峠」
...それがどうしたんだ」「お前さんは怒りっぽい人だということを聞きました...
中里介山 「大菩薩峠」
...与平が怒りっぽい男なので...
林芙美子 「河沙魚」
...冷淡で、薄情で、気紛れで、怒りっぽい...
久生十蘭 「白雪姫」
...あらゆる役人階級ほど怒りっぽいものはないからである...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...涙は怒りっぽい哀れな女・子供のものだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...怒りっぽいのもわたしのせいではない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...雄弁家カエリウスは天性はなはだ怒りっぽい人だった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ここに「フランス第一の怒りっぽい人」というのは誰のことか判明しない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...怒りっぽいでぶ...
山本周五郎 「季節のない街」
...「三十五なんてとしもいやだわ」とおのぶは続けた、「そんなおじいさんと夫婦になるなんてきみが悪いし、おまけにその人酒に癖があるの、怒りっぽいし、怒るとすぐに乱暴をするのよ、あたし死んだってあんな人のおかみさんにはならないわ」「そう肚(はら)がきまってるんなら、なにも困ることはないじゃないか」「それがそういかないから、栄さんの知恵を借りに来たのよ」「可哀そうに」と栄二は苦笑いをした、「三十五でおじいさんか」「まじめに聞いてよ」とおのぶが云った...
山本周五郎 「さぶ」
...怒りっぽい禿久が妙に怒りもせず...
吉川英治 「新書太閤記」
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