...「風邪はもう快方に向かっているよ」...
...「手術が無事に終わり、今は快方に向かっている」...
...「彼は怪我をしたが、既に快方に向かっているとのことだ」...
...「薬を飲んでから少し快方が始まった」...
...「病気のときは、食べ物にも気をつけて早く快方に向かいたいものだ」...
...一向快方には向はなかつた...
芥川龍之介 「南京の基督」
...女房は漸々快方に向いて来ましたが...
伊藤野枝 「火つけ彦七」
...三ヶ月ほどしてようやく快方に趣いたのであった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そろそろ快方に向うかも知れない...
太宰治 「正義と微笑」
...病院へ移した二三日後から眼に見えて快方に赴いて行った...
谷崎潤一郎 「細雪」
...しかるに幸にして父の病は快方に向って...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...幸にその時は快方に向って...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...午後回診、快方、注射も今日から一本となる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...父は日にまし快方に向った...
堀辰雄 「花を持てる女」
...未だ僕は快方の域に達せず...
牧野信一 「心悸亢進が回復す」
...「いくらか快方には向いてゐる...
牧野信一 「素書」
...だいぶ快方に赴いたらしい手紙を本人からもらい...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...おとうさんがまた快方にむかったという手紙を持って来ました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...死ぬる日を罪むくいなど言ふきはの涙に似ざる火のしづくおつ (晶子)右衛門督(うえもんのかみ)の病気は快方に向くことなしに春が来た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...」所謂(いはゆる)快方は痛が退いて心が爽になつたので...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「狩谷お高快方之由大慶」の語がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...是は千代の病が一時快方に向つた時...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...まだ快方に向かう希望のある中は...
若杉鳥子 「ある遊郭での出来事」
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