...「風邪はもう快方に向かっているよ」...
...「手術が無事に終わり、今は快方に向かっている」...
...「彼は怪我をしたが、既に快方に向かっているとのことだ」...
...「薬を飲んでから少し快方が始まった」...
...「病気のときは、食べ物にも気をつけて早く快方に向かいたいものだ」...
...* ** ** *病気ははかばかしく快方に向わなかった...
モオパッサン 秋田滋訳 「初雪」
...女房は漸々快方に向いて来ましたが...
伊藤野枝 「火つけ彦七」
...病気まもなく快方に向ふべしとあるわ...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...日に日に快方に向っている...
太宰治 「秋風記」
...悦子が快方に赴くに従い...
谷崎潤一郎 「細雪」
...しかるに養生の効あって負傷も追い追い快方に赴(おもむ)いた頃一日病室に佐助がただ一人侍坐していると佐助お前はこの顔を見たであろうのと突如(とつじょ)春琴が思い余ったように尋ねたいえいえ見てはならぬと仰っしゃってでござりますものを何でお言葉に違(たが)いましょうぞと答えるともう近いうちに傷が癒(い)えたら繃帯を除けねばならぬしお医者様も来ぬようになる...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...大分快方(いいほう)になりましたよ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...幾分快方に向いてきたと喜んでいた...
豊島与志雄 「父の形見」
...父の病気は幸にもう快方に向い...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...しかるに幸にして父の病は快方に向って...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...少々快方に向ひたればとて心に弛(ゆる)みを生じてはならず候...
中里介山 「大菩薩峠」
...きっとちょっと快方へ向いているのが見られたのでないか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...快方らしい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...父は日にまし快方に向った...
堀辰雄 「花を持てる女」
...貴女の御容体が日増に御快方に向いてゐる由をうかゞつて安心いたしました...
牧野信一 「〔婦人手紙範例文〕」
...病気が段々と快方にむかつて参りますと...
三好達治 「測量船拾遺」
...これも一時は快方に向い...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...やや快方に向ってから少しずつ説教なども始めたが...
和辻哲郎 「鎖国」
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