...或は我我の快不快である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...しかし肉体的快不快と精神的快不快とは同一の尺度に依らぬ筈である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...この二つの快不快は全然相容れぬものではない...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...あの呪ふべきマソヒズムはかう云ふ肉体的快不快の外見上の倒錯に常習的傾向の加はつたものである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...しかし肉体的快不快と精神的快不快とは同一の尺度に依らぬ筈(はず)である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...この二つの快不快は全然相容(あいい)れぬものではない...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...あの呪(のろ)うべきマソヒズムはこう云う肉体的快不快の外見上の倒錯に常習的傾向の加わったものである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...印象は大抵単純で端的な好悪・快不快というような抽象的な規定として受け取られるのであり...
戸坂潤 「思想としての文学」
...刹那々々に變り行く所の個人の好惡快不快の感が其れであると説いた...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...「感覚」あるいは「同意能力(快不快の感情)」「意欲能力」として分けている...
中井正一 「美学入門」
...晩酌から云うと酒の味が自己の幸不幸(あまり大袈裟(おおげさ)なら快不快)になるんだから感受的とでも云えましょう...
夏目漱石 「創作家の態度」
...総括すると快不快の二字に帰着致します...
夏目漱石 「創作家の態度」
...単にこういう快不快の立場から眺めた津田は...
夏目漱石 「明暗」
...あと直接の快不快があればそれも除く...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...心にうつる快不快を善悪として処断していた...
本庄陸男 「石狩川」
...彼等は其所謂快不快を意識内容的に見ようとして居る...
増田惟茂 「知的作用と感情と」
...其上感情を快不快に限ると...
増田惟茂 「知的作用と感情と」
...それで感情は快不快丈でないと云ふ考が勢を得たが...
増田惟茂 「知的作用と感情と」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??