...信長の望に応ずる事を喜ばない...
芥川龍之介 「悪魔」
...新聞社ではいっこう応ずる色がなかった...
有島武郎 「或る女」
...そしてその瞳の働きに応ずるように...
有島武郎 「星座」
...といえども一人として応ずる者無し...
泉鏡花 「活人形」
...誰もこれに応ずる者はなかった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...コレラ患者の血液および排出物の分析コレラに際しての腸管の病変による症状はこの病変に応ずるものであり...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...したがって、病に応ずる薬が、それぞれあるように、人間の身の悩み、心の悶(もだ)えを、救う仏にもまたいろいろ変わった相(すがた)があるわけです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...もし社会の人みな富人ならんにはその求めに応ずるものなかるべし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...相談に応ずるか何方(どつち)かだと覚悟を極(き)めた...
夏目漱石 「それから」
...これは下宿の婆さんの芋責(いもぜめ)に応ずる策である...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...これに応ずる態度がある...
新渡戸稲造 「自警録」
...こだまのように応ずるのであった...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「鐘塔の悪魔」
...余も入学試験の時に始めてその味を知つてから後はズルをやる事を何とも思はなんだが入学後二年目位にふと気がついて考へて見るとズルといふ事は人の力を借りて試験に応ずるのであるから不正な上に極めて卑劣な事であると始めて感じた...
正岡子規 「墨汁一滴」
...しかるに不折君は人に頼まれたるほどの事尽(ことごと)くこれに応ずるのみならず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...もし新しい生活の新しい需用に応ずるものを作り得るなら...
柳宗悦 「北支の民藝(放送講演)」
...これに応ずる以外に再起の道はないと...
吉川英治 「私本太平記」
...――彼こそはかならず味方に応ずるであろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...この招待に応ずることは...
和辻哲郎 「鎖国」
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万病 食うか食われるかの争い 落ち穂
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