...老少種別等に応じて種々の名の付けられてあった事が分る...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...無用にしてもらうよう伝えてもらいたい」西応房の猟師は女の詞(ことば)を疑わなかった...
田中貢太郎 「女仙」
...画面に写し出された太鼓のばちの打撃に応じて太鼓の音がはっきり耳に聞こえるような気がした...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...今大急ぎで応急工事をやっているという記事が出た...
寺田寅彦 「断水の日」
...という風に一応考えられ易いのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...なぜ客観に対応しなければならないか...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...」千重子は応接室に戻っていった...
豊島与志雄 「自由人」
...一応は可能であろう...
中井正一 「脱出と回帰」
...その結果を直ぐ老人や子供たちに応用することは出来ないという点では変りがない...
中谷宇吉郎 「兎の耳」
...原子力研究史上の金字塔たる連鎖反応の実験も...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...二十一彼は突然彼の体格に相応した大きな声を出して姉妹を呼んだ...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...何とも応(こた)えなかった...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...「ママは」「奥さまは応接間にいらっしゃいます」「誰なの」「三十二...
久生十蘭 「だいこん」
...四人は自分(じぶん)の脚(あし)に応(おう)じた歩き方をします...
アナトール・フランス 岸田國士訳 「母の話」
...尾行は巧みにキスと仲好しになって、段だん話し合ってみると、別に怪しいところもないばかりか仲なか叮嚀親切な、応揚な人物だ...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...この内外の敵を相手に猛悪(もうあく)に応戦した...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...しかしそのお求めには応じかねる」「えっ?」と...
吉川英治 「私本太平記」
...鎌倉幕府以来の封建的遺制を一応覆滅させることができたのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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