...私には彼が忙しげに何か書いているのが見えた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ラヽヽヽヽ(右手のテーブルの方へ行きながら又鼻唄をはじめる)ヘルマー (自分の室で)そこで囀つてるのは家の雲雀かい?ノラ (忙しげに手近の小包を開きながら)さうですよ...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...木を置いて出て行く)ノラ (忙しげに木を飾りながら)こゝは蝋燭にして向ふの方へ花をかける...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...駅舎には相変らず人々が忙しげに出入りし...
梅崎春生 「幻化」
...また村の若い人たちに集ってくれるように頼みます」間もなく正造は暇をつげて忙しげに俥に乗った...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...ストロンボーリ」とどなりながら甲板を忙しげに行ったり来たりしていた...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...けふに限つて或る進歩派の新聞が忙しげに手から手へ渡されてゐる...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...女は燃やしては棄て/\非常に忙しげに手を動かして居る...
長塚節 「隣室の客」
...その忙しげな動作は躊躇に充ちて危ふげだつたが...
原民喜 「永遠のみどり」
...彼は忙しげに階段を下りて構内の電信取扱所へ行つた...
平出修 「逆徒」
...10595小さいが忙しげに飛んでいる...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...往来の人の忙しげな足どりも...
山本周五郎 「柳橋物語」
...足の運びも忙しげに...
吉川英治 「三国志」
...共に自分も忙しげにしていた...
吉川英治 「私本太平記」
...どうぞお先へ」秀吉の大股な歩みを追ってゆく家臣たちの跫音(あしおと)も忙しげである...
吉川英治 「新書太閤記」
...いちいち、訊いて歩くのもへんだし」と、左顧右眄(さこうべん)、忙しげである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...朝から晩までひどく忙しげな物音をさせている旅籠屋(はたごや)の台所がある...
吉川英治 「宮本武蔵」
...送り状やら何やらに眼を忙しげに俯向(うつむ)けていたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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