...第十八章 講義と社交私の動物学の学級のための試験問題を準備するのに、多忙を極めた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...朝夕忙しく、水門(みなと)が白むと共に起き、三つ星の西に傾くまで働けばもちろん骨も折れるけれど、そのうちにまた言われない楽しみも多いのである...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...湊川神社の楠公夫人の像にしろ、宝篋院の楠公夫人と正行の絵にしろ、建仁寺の天人にしても、末代まで残るものであるだけに、相当の日数をかけて微塵隙のないものに仕上げなくてはならぬが、それがいずれも大作ばかりなので、この忙しさでは、なかなか手をつけられそうにない...
上村松園 「楠公夫人」
...忙しいからお前も配達しろと先輩にいわれて...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...兄さんは大変忙しく...
谷崎潤一郎 「細雪」
...つい自分の忙しいのにかまけて...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...淋しい忙しい生活をつづけて居ります...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...忙がしい用事を控えて...
直木三十五 「南国太平記」
...義観が「やれ、今日は、念仏に、忙がしいぞ」と、呟いた...
直木三十五 「南国太平記」
...陽炎のたつ地べたには穴に出はいりする蜂の影が小忙しく動く頃...
中勘助 「きもの」
...二月に至って彩牋堂から稽古始めの勧誘状が来たが毎年わたしは余寒のきびしい一月から三月も春分の頃までは風のない暖かな午後の散歩を除いてはなるべく家を出ぬことにしているので筆硯(ひっけん)多忙と称して小袖(こそで)の一枚になる時節を待った...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...忙しいにまぎれて不自由なことも忘れていたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...来客の斡旋に多忙を極めた...
牧野信一 「サクラの花びら」
...忙しさをかこつ言葉が出るのであつた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...野良しごとは十二刻を倍にしたいほど忙しくなる...
山本周五郎 「日本婦道記」
...忙しい師走の半ばに二人のお相手は出来ない...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...またお忙しい中をご迷惑なるお願い立て...
吉川英治 「剣難女難」
...駒音が忙しげだった...
吉川英治 「私本太平記」
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