...殆ど忘れられたる源氏の盛世を...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...十一 半ば忘れられた作家たち僕等は少くとも銭のやうに必ず両面を具へてゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...僕はいつか横文字の雑誌に「半ば忘れられた作家たち」と云ふシリイズの広告を発見した...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...それから忘れられた家庭に戻って行く不安...
梅崎春生 「狂い凧」
...置き忘れられたようにポツンと立っている公衆電話函を見つけることができた...
海野十三 「深夜の市長」
...さっきから置き忘れられたような金博士が...
海野十三 「不沈軍艦の見本」
...」彼の仲間のお祈りは忘れられた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...トロイの戦士の武勲に掩はれて忘れられた木馬に擬したのであつた...
辰野隆 「書狼書豚」
...もうそのことが忘れられた時分...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そのもとの意義は忘れられた...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...あるときなどは翌朝まで忘れられた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...忘れられた男であり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...忘れられた名前であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...御台所町の隅へ置き忘れられたようなささやかな長屋でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...忘れられた水族館の槽の中で...
萩原朔太郎 「宿命」
...忘れられたような小さな村に...
久生十蘭 「悪の花束」
...世に忘れられた片蔭に...
マルセル・プレヴォー Marcel Prevost 森鴎外訳 「田舎」
...テームス川の堤防に沿って一区劃(かく)をなしている忘れられたようなデンビ町に彼の下宿がある...
松本泰 「緑衣の女」
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