...志道軒のやったように...
淡島寒月 「諸国の玩具」
...同じ拗者仲間の高橋由一(たかはしゆいち)が負けぬ気になって何処(どこ)からか志道軒(しどうけん)の木陰を手に入れて来て辻談義(つじだんぎ)を目論見(もくろみ)...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...高橋の志道軒も頓挫(とんざ)してしまった...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...されば大恩(だいおん)教主(けうしゆ)は先(ま)づ阿含(あごん)を説法(せつぱう)し志道軒(しだうけん)は隆々(りゆう/\)と木陰(ぼくいん)を揮回(ふりまは)す...
三文字屋金平 「為文学者経」
...またはかの風流志道軒(ふうりゅうしどうけん)の昔より境内の名物となった辻講釈を始めとして...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...曲学阿世の風が盛であつた宝暦の時代にも馬文耕といひ志道軒といふが如き畸人が現れた...
永井荷風 「来訪者」
...「客人何々を御存じか」などと風流志道軒の昔を今に大風(おおふう)な口の利き方の講釈師ありせば...
正岡容 「我が圓朝研究」
...志道軒(しどうけん)の孫弟子なにがしの辻講釈(つじこうしゃく)...
吉川英治 「江戸三国志」
...江戸上(のぼ)りの曲独楽(きょくごま)に志道軒(しどうけん)の出店...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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