...ザクセン軍は志気阻喪して十二月二十五日遂にドレスデンの講和成立し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...ために一山の志気がふるい立ったというほどである...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...これが深く志気を鼓舞している...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...彼の尊王敵愾(てきがい)の志気は...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...その尊王敵愾(てきがい)の志気...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...議論滔々として竭きざるは沼南に及ばず然れども志気雄邁...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...この人の志気や抱負には敬服するけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...志気高邁(しきこうまい)と...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼等は志気を振い起した...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...「Z先生にでも訊かなければ好くは解らないけれど――つまり志気を鼓舞する必要がある度毎に……」「僕などにはさういふものが必要だ...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
...味方の最後の志気を鼓舞した...
牧野信一 「サクラの花びら」
...月支(げっし)国王名は栴檀(せんだん)昵(けいじった)、この王、志気雄猛、勇健超世、討伐する所摧靡(さいひ)せざるなし、すなわち四兵を厳にし、華氏城を攻めてこれを帰伏せしめ、すなわち九億金銭を索(もと)む...
南方熊楠 「十二支考」
...志気不凡...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...志気豪邁にして往々細節を顧みなかつたのださうである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...志気如神(しきしんのごとし)」の句と...
森鴎外 「渋江抽斎」
...人興って志気(しき)と時運を得れば...
吉川英治 「三国志」
...民の志気を導くものとされているので...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼の彼らしい意志気力を...
吉川英治 「平の将門」
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