...併しドン・ホアンに志す意志を否定する意味に於いては――唯此意味のみに於いては...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...動くべく意志することができる...
有島武郎 「想片」
...特に実業界などに志す一部の青年の間には...
石川啄木 「時代閉塞の現状」
...自分自身の意志するままに思索し行為することをあえてする革命家等は殺されなければならない...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...若し私より一尺でも一寸でも高処に立つてゐる人でさういふ事を志す人が出て来たら...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...ただ意志すなはち意志の自由のみは...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...人業に志すのは不朽ならんがためのみ〕...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...在来の国語存するの限り文学に志すものは欧洲語と併せて漢文の素養をつくりたまへ...
永井荷風 「小説作法」
...丹波路何鹿(いかるが)の和知(わち)のみ溪の八十村に名に負ふ栗山いまだはやけむ丹後舞鶴の港より船に乘りて宮津へ志す眞白帆のはらゝに泛ける與謝の海や天の橋立ゆほびかに見ゆ二十三日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...それの志す所が成就されるとすれば...
波多野精一 「時と永遠」
...自然的生よりの解放自由の世界への向上を志す文化的生にとつては...
波多野精一 「時と永遠」
...その存在が意志する効果の観念との間の結合は...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...経済学に志す者は大蔵省を目的とし...
福沢諭吉 「学者安心論」
...新聞紙の政談に志すも...
福沢諭吉 「学者安心論」
...淨業に志すからである...
松本文三郎 「印度の聖人」
...自分食わんと志す数人中の一人の形にみえるが首はない...
南方熊楠 「十二支考」
...もう一度美しい世界へ戻ろうとして志す人々が起った...
柳宗悦 「工藝の道」
...武術を志す人々が...
吉川英治 「折々の記」
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