...しかし我々は意志する為には一点に目を注がなければならぬ...
芥川龍之介 「続文芸的な、余りに文芸的な」
...これは創作に志す青年諸君には殊に必要かと思ひます...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...源内が学問を志すようになったのは...
石原純 「平賀源内」
...之を見て自己の属する社会の改良に志すならば人間の分相当のこととして敢へて不思議はないが...
丘浅次郎 「人類の誇大狂」
...経済現象の dsintressな研究をなそうと志す人々は...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...学問がただ単に直接に深くあろうと志すことによって真理性を獲得し得るであろう...
戸坂潤 「科学方法論」
...科学的発達に志す外...
直木三十五 「大阪を歩く」
...この方面に志す学者は年に指折り数えるほどしかいなかった...
永井隆 「この子を残して」
...ひとり悠々(ゆうゆう)と志す方へ旅立ったほうがよろしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...志す方に向わねばならない羽目となったのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...勿論後者の意志する方が正しいのである...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...従来我邦にまだ一の完全した日本の植物志すなわちフロラが無い...
牧野富太郎 「植物記」
...『民俗学』一ノ四)(付)邪視という語が早く用いられた一例余り寒いので何を志すとなく...
南方熊楠 「十二支考」
...これから劇作を以て身を立てようと志す者達の路を実際的にふさいでしまう事になるからである...
三好十郎 「俳優への手紙」
...天子にならうと志すが好い...
森鴎外 「栗山大膳」
...著者の志す所は厳君(げんくん)の『経籍訪古志』を廓大(かくだい)して...
森鴎外 「渋江抽斎」
...誰もの生活に幸福を贈ろうと志すもの...
柳宗悦 「民藝四十年」
...自分の志す方角に向って歩いて行くのです...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
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