...その志すところの相違によつて...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...源内が学問を志すようになったのは...
石原純 「平賀源内」
...若し私より一尺でも一寸でも高処に立つてゐる人でさういふ事を志す人が出て来たら...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...銘々(めい/\)志す方に向いて居た...
田山録弥 「尾崎紅葉とその作品」
...そして昌造の生れた年には、弱冠二十一歳の高野長英が遙々東北の水澤から笈を負うて長崎に來、シーボルトに弟子入りしてゐるが、翌文政八年には、長崎の郊外鳴瀧に校舍が建てられ、このドイツ生れの新知識をたづねて、醫術に志す者、自然科學や語學に志す者、當時のすぐれた青年たちが、日本ぢゆうのあちこちから集つてきてゐたのである...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...社会が教育を志すことから入学難が生じるのである...
戸坂潤 「社会時評」
...その志す家路に帰ろうとする時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...之を知ることも(少くとも文学を志すものにとっては)不幸であると(いささか逆説的ではあるが)言えるのだが...
中島敦 「鏡花氏の文章」
...勿論後者の意志する方が正しいのである...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...その志すところけだし高遠にあるなり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...彼の意志する一条の路をつくろうとするのである...
本庄陸男 「石狩川」
...従来わが国にまだ一つの完全した日本の植物志すなわちフロラが無い...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...俳諧の歴史を説くは今我志す所に非ず...
正岡子規 「古池の句の弁」
...私は自分の意志することはなんでも成遂げられると信じていた...
三木清 「語られざる哲学」
...私の志す世界へ行っておれば必ずまた逢うことができるのです...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...養父榛軒と志す所を異にしたのだと伝へられてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ことにわれわれ民俗学に志す同志の者は...
柳田国男 「故郷七十年」
...志すのは道は遠く...
吉川英治 「大岡越前」
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