...特に実業界などに志す一部の青年の間には...
石川啄木 「時代閉塞の現状」
...自分自身の意志するままに思索し行為することをあえてする革命家等は殺されなければならない...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...科目は植物に志す由(よし)言ひやる...
田山花袋 「田舎教師」
...併し単に深くあろうと志すことを以て学問性が成立すると思うならば夫は笑うべきである(厳正を求め深さを非難する人々は茲に於て正しい*)...
戸坂潤 「科学方法論」
...社会が教育を志すことから入学難が生じるのである...
戸坂潤 「社会時評」
...又わしの志す、富国強兵の策は、幾度も申す如く、理化学の道じゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...働くということは唯意志するということではない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...どうか教育に志す以上は吾々が教育家たるの資格を具えたい...
新渡戸稲造 「教育家の教育」
...この愛が志す所を成遂げ本來の性格を徹底せしめたならば...
波多野精一 「時と永遠」
...にわかに仕官に志すの弊あり...
福沢諭吉 「学校の説」
...學に志すこと愈篤き者は愈名利に遠ざかるの勢なるが故に...
福沢諭吉 「帝室論」
...従来我邦にまだ一の完全した日本の植物志すなわちフロラが無い...
牧野富太郎 「植物記」
...さてあるべきにあらざれば志すサンチアゴ詣でを済まし...
南方熊楠 「十二支考」
...關白公方(くばう)にならうと志すが好い...
森鴎外 「栗山大膳」
...これはぜひ民俗学に志す人々にやってもらわなければならぬ大きな問題である...
柳田国男 「故郷七十年」
...われらの志す道には些(いさ)さかのゆるぎもない...
山本周五郎 「菊屋敷」
...英世少年が志す勉学の資もままにならなかった...
吉川英治 「随筆 新平家」
...剣をつかい剣に志す社会を風靡(ふうび)している...
吉川英治 「宮本武蔵」
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