...諸君が常に忌む所の藩閥政府は...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...心に忌むもわが言に汝ら聞きて從はば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...そしてそれらの潔(きよ)い数々もこの忌むべき一事に関連するならば...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それは忌むべきことです...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...忌むべきものとされているものだった...
直木三十五 「南国太平記」
...凡(およ)そ五世以降双方の家に遺伝病質もなければ忌むべき病に罹(かか)りたる先人もなし...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ほととぎすの啼き声を聞くのは悪い前兆だといって昔から人々が忌むらしいが...
堀辰雄 「ほととぎす」
...特に忌むべき人間として述べられている2)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そして忌むべき者の中に入れられるからである1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...本(も)と亡靈が鹽と鐵を忌むとせしに出るならん...
南方熊楠 「鹽に關する迷信」
...わが邦でも『調味故実(こじつ)』に兎は婦人懐妊ありてより誕生の百二十日の御祝い過ぐるまで忌むべしと見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...この田辺辺で古く天狗が時に白鶏に化けるなどいい忌む人があったは...
南方熊楠 「十二支考」
...旧(ふる)く正旦より七日に至る間鶏を食うを忌む...
南方熊楠 「十二支考」
...男精と女血の混ずるを忌むにより...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...しかしその才学のある枳園の軽佻(けいちょう)を忌む心が頗(すこぶ)る牢(かた)かった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...日々にあい見て忌むこころあくまで募りたるとき...
森鴎外 「文づかい」
...また飯櫃(めしびつ)や桝の類を叩くことを忌む風習が...
柳田国男 「山の人生」
...何故にこれを忌むかという説明は一様でない...
柳田国男 「山の人生」
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