...これ肉体的自殺と相選ばざる忌むべき事である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...抱えぬしのひどく忌むようなことが書いてあった...
近松秋江 「霜凍る宵」
...柳田国男氏の「一つ目小僧その他」を見ると一つ目の神様に聯関して日本の諸地方で色々な植物を「忌む」実例が沢山に列挙されている...
寺田寅彦 「ピタゴラスと豆」
...たとえば和声(かせい)のほうで八度や五度の並行を忌むというのは...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...君も亦忌むべき虚僞をかくばかり好むものかな...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...私達の一族には忌むべき遺伝がある...
外村繁 「澪標」
...彼の最も忌むべき敵であるはずだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...忌むべきものとされているものだった...
直木三十五 「南国太平記」
...それは綺麗な珍らしい死方だそうです」こういうおりに送り出されるのは忌むのが風習ではあるけれど...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...忌むべきを忌むソレから国を去(さっ)て長崎に行き大阪に出てその修業中も...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ほととぎすの啼き声を聞くのは悪い前兆だといって昔から人々が忌むらしいが...
堀辰雄 「ほととぎす」
...和漢ともにこれを神物として直ちに本名を呼ぶを忌むのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...ただし牝鶏の晨するを忌む...
南方熊楠 「十二支考」
...ひどく忌む性質の穢れでもないからと言って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...相州中人家柳を栽るを忌む...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...必ずしも忌むべきではなからうか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...忌むべき飲食物などを挙げたうえ...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...心ある者は最も忌むところの...
吉川英治 「宮本武蔵」
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