...彼女の心魂は彼にあります...
...私の心魂には、彼への愛が詰まっています...
...彼は心魂を込めて音楽を奏でた...
...心魂は苦しみから開放されることができます...
...その小説は心魂に響くストーリーだった...
...次第に心魂朦朧(もうろう)として怪しくなり...
太宰治 「新釈諸国噺」
...老生も更に心魂を練り直し...
太宰治 「花吹雪」
...茶会御出席に依り御心魂の新粧をも期し得べく...
太宰治 「不審庵」
...欧米大陸の波瀾万丈沸(に)えかえる様な思潮に心魂を震蕩(しんとう)された葛城は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...心魂(しんこん)を恍(とろ)かすほどに甘いものでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...宮川光遙先生が心魂をこめて作り上げた...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...この痴情に心魂を爛(ただ)らしてしまった年増おんなの前が...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...彼は心魂から根気よい...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...心魂を高め潤おす一つの魅力であった...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...心魂の消えるおもいにございました」「――おれが飢えていたことも聞いたか」成信は寧(むし)ろほほ笑みながら云った...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...心魂(しんこん)に徹し...
吉川英治 「上杉謙信」
...自分の心魂をつめこんだに等しい八寸玉の製作を終った...
吉川英治 「銀河まつり」
...禅と兵学に心魂をうちこんだということである...
吉川英治 「黒田如水」
...心魂に徹して忝(かたじけ)のう存じまする」「誰ぞおらぬか...
吉川英治 「剣難女難」
...そして汲々(きゅうきゅう)として明日のそなえに心魂を傾けた...
吉川英治 「三国志」
...心魂をもって描いたものと覚えます...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...しかし、わしは今、心魂に徹して、半生の苦杯をなめ味わっているのだ……この病褥(びょうじょく)の中で」「ハハハハハ、つまらんことをいっている...
吉川英治 「宮本武蔵」
...この屈辱はモンテスーマの心魂にこたえ...
和辻哲郎 「鎖国」
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