...彼はその仕事に対して心胆を合わせて取り組んでいる...
...心胆を張り合って戦う...
...彼女の話に心胆を抜かされた...
...彼は事件後、心胆が萎えたままだった...
...彼女の美しさに心胆をうばわれた...
...運動戦となるや独軍の極めて優れた空軍と機械化兵団が連合軍の心胆を奪って大胆無比の作戦をなし遂げ得た...
石原莞爾 「戦争史大観」
...心胆を練る撃剣だと...
板谷波山 「美術学校時代の岡倉先生」
...如何(いか)なる不意を喰ってもこれに狼狽(ろうばい)しないだけの心胆を錬っておくことであると思う...
大隈重信 「青年の元気で奮闘する我輩の一日」
...封建武士の心胆は...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...関西支部出の協会幹部は総辞職して協会の心胆を寒からしめているようだ...
戸坂潤 「社会時評」
...東山道沿道の藩民の心胆を寒からしめたことは昨日のようだけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...たいてい心胆が寒くなるわな...
中里介山 「大菩薩峠」
...すっかりモスタアとダグラスの心胆(しんたん)を寒からしめたものとみえる...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...凡そ僕等の心胆を寒からしめる類ひに相違ないのだらうが...
牧野信一 「沼辺より」
...書かぬとか力んだところで所詮は心胆の問題で...
牧野信一 「浪曼的月評」
...たしかに人の心胆を奪う力を持っていた...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...残る者たちの心胆を寒からしめました...
吉川英治 「江戸三国志」
...心胆(しんたん)の工夫をした達人は尠(すくな)しとしない...
吉川英治 「剣の四君子」
...心胆を練(ね)った...
吉川英治 「剣の四君子」
...大いに心胆を養っておくがよろしい」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...男と男の心胆をそそぎ合う酒幾斗(と)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...熊本の男児にも鉄石の心胆がある...
吉川英治 「日本名婦伝」
...「抜かるなっ!」と自分の心胆さえ定まらないのに他を誡(いまし)めたり...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索