...心根を持っている人が魅力的だと思う...
...彼女の心根はとても優しく、誰とでも仲良くなれる...
...あの人は心根が悪いから、気をつけないといけない...
...実は私は、心根が弱くて、すぐに落ち込んでしまう...
...この本は、人間の心根について深く考えさせられる内容だ...
...性得(しやうとく)心根(こころね)のやさしいものでおぢやれば...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...――それを怎うやら恁うやら切拔けて來た心根を思ふと...
石川啄木 「鳥影」
...宿のお利代の心根を思ふと...
石川啄木 「鳥影」
...父をいたはりて、かよわき纎手に、舟を漕ぐ心根、殊勝にもあはれなり...
大町桂月 「鹿島詣」
...主家の大變に動きそめたる心根を...
高山樗牛 「瀧口入道」
...妻子の愛にめゝしくも茲まで迷ひ來られし御心根(おんこゝろね)...
高山樗牛 「瀧口入道」
...名残惜しげに門口まで見送ってきた友の心根が...
豊島与志雄 「小説中の女」
...娘が父親を庇ふ心根がいかにも不憫(ふびん)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一言で言へば「いぢらしき心根」だ...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...雪の大路を濶歩(かっぽ)するその悲惨なる心根――それは実際の困窮を知らぬものには想像もつきかねるいたましさである...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...ゑゝ例(いつも)の通(とほ)りの心根(こゝろね)と遣(や)る瀬(せ)なき思(おも)ひを眼(め)に集(あつ)めて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...托された使命をその手で果そうとした心根は彼らの胸にひびくのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...ただこの一の色をかほど扱いあぐむ心根を不便(ふびん)がり...
南方熊楠 「十二支考」
...まことに卑怯卑屈な心根である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あのしおらしい心根を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...忠義の鬼とならんと遊ばすお心根なら...
吉川英治 「三国志」
...そのような心根ゆえに...
吉川英治 「柳生月影抄」
...おまへが真実善をし度(たい)と思ふ心根です...
若松賤子 「黄金機会」
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