...火(ほ)かげの映(うつ)った桃花心木(マホガニイ)の椅子(いす)も...
芥川龍之介 「彼 第二」
...そのまた火(ほ)かげも桃花心木(マホガニイ)のテエブルや椅子(いす)に映(うつ)っていた...
芥川龍之介 「彼 第二」
...陰鬱(いんうつ)な桃花心木(たうくわしんぼく)の色...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...桃花心木(マホガニー)やチークの大木と大木との間を縫って...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...それからあの桃花心木(マホガニー)の戸棚は...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...桃花心木(アカジユ)の円卓に着き...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...窓のそばに桃花心木(マホガニ)の書机がひとつ...
久生十蘭 「金狼」
...同心木村十平などという役人が詰合っていて...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...卓子(テーブル)は桃花心木(マホガニイ)製だし...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...豫備の客間と寢室は古風な桃花心木(マホガニイ)と臙膩色(えんじいろ)の家具類で...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...桃花心木(マホガニー)色の半円形のテーブルの上のコップに...
「おもかげ」
...略式で無いものは必ず心木の三階松で...
柳田國男 「歳棚に祭る神」
...べつに秀吉の腹心木村隼人佑(はやとのすけ)を監視に付け...
吉川英治 「新書太閤記」
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