...まだ/\いろ/\の心得があるのにも拘らず...
會津八一 「菊の根分をしながら」
...お対手をすると云うからには武術の心得があるか...
田中貢太郎 「春心」
...水泳の心得があるところから...
田中貢太郎 「妖蛸」
...つまり自分に心得があるだけに...
中里介山 「大菩薩峠」
...さだめてその心得があるのであろう...
中里介山 「大菩薩峠」
...医術の心得があるように言っていましたね...
中里介山 「大菩薩峠」
...こちらに相応の心得があるだけに...
中里介山 「大菩薩峠」
...投げ方よりも寧(むし)ろ投げられた方に心得がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...本草學の心得があるのを幸ひ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...相手に心得があると見て取つた曲者は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...相手に心得があると見て取った曲者は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少しやつとうの心得があるので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...シイシイカンカンとやらの心得がある」「何んだいその和蘭(おらんだ)の輕燒見たいなのは?」「菓子ぢやありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そういうほうには少々心得があるのです...
久生十蘭 「犂氏の友情」
...柔術の心得があるから...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...わしには心得がある...
吉川英治 「江戸三国志」
...幻術(げんじゅつ)しのびの技(わざ)などには多少の心得がある...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あれほどな心得があるとすれば...
吉川英治 「宮本武蔵」
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