...まだ/\いろ/\の心得があるのにも拘らず...
會津八一 「菊の根分をしながら」
...きつとわれわれに心得がある...
泉鏡花 「海城発電」
...彼は自分に優男の心得がある事を思ひ出して言つた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...お対手をすると云うからには武術の心得があるか...
田中貢太郎 「春心」
...科学的発明以外に何をも産出するものはないではないか?文化的の心得があると...
直木三十五 「大阪を歩く」
...つまり自分に心得があるだけに...
中里介山 「大菩薩峠」
...投げ方よりも寧(むし)ろ投げられた方に心得がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...本草学の心得があるのを幸い...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少しやつとうの心得があるので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...少しやっとうの心得があるので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少しは心得があるだらう」本道の見石先生は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そういうほうには少々心得があるのです...
久生十蘭 「犂氏の友情」
...これほどにける心得があるならこんな馬鹿な置き方をするやつはない...
久生十蘭 「魔都」
...多少柔道の心得があるのと...
火野葦平 「花と龍」
...――これだけの心得があるのだ...
山本周五郎 「雨あがる」
...ちと困る」「おめえもやるのかい」「多少は心得がある」「悪党の癖にしやがって...
吉川英治 「江戸三国志」
...わしには心得がある...
吉川英治 「江戸三国志」
...幻術(げんじゅつ)しのびの技(わざ)などには多少の心得がある...
吉川英治 「神州天馬侠」
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