...希臘語(ギリシャご)や羅甸語(ラテンご)の心得があると云う...
芥川龍之介 「路上」
...きつとわれわれに心得がある...
泉鏡花 「海城発電」
...彼は自分に優男の心得がある事を思ひ出して言つた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...水泳の心得があるところから...
田中貢太郎 「妖蛸」
...科学的発明以外に何をも産出するものはないではないか?文化的の心得があると...
直木三十五 「大阪を歩く」
...もし当日朝から曇っていた場合の心得がある...
中谷宇吉郎 「英国日食班の印象」
...本草学の心得があるのを幸い...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「不斷やつとうの心得があるとか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...相手に心得があるとなかなか注文には乗ってくれません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少しは心得があるだらう」本道の見石先生は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――私も少しは槍の心得があるが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――私も少しは槍の心得があるが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これほどにける心得があるならこんな馬鹿な置き方をするやつはない...
久生十蘭 「魔都」
...諸学に心得がある人々のなかでは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...――これだけの心得があるのだ...
山本周五郎 「雨あがる」
...ちと困る」「おめえもやるのかい」「多少は心得がある」「悪党の癖にしやがって...
吉川英治 「江戸三国志」
...わしには心得がある...
吉川英治 「江戸三国志」
...幻術(げんじゅつ)しのびの技(わざ)などには多少の心得がある...
吉川英治 「神州天馬侠」
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