...何となく心強いような感じがする...
高浜虚子 「丸の内」
...まったく心強いよ...
林不忘 「安重根」
...何だか心強いような感じを起させる...
寺田寅彦 「枯菊の影」
...北米の南方ではわがタイフーンの代わりにその親類のハリケーンを享有しているからますます心強いわけである...
寺田寅彦 「災難雑考」
...お島は心強いような気がしたが...
徳田秋声 「あらくれ」
...お松はなんとなくこの馬子を心強いものに思います...
中里介山 「大菩薩峠」
...全く心強い」そのうちに...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただ心強いことには...
中里介山 「大菩薩峠」
...心強いようなものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...それと同時に妻の爲めには心強い收入でありました...
長塚節 「教師」
...少しは心強いものであります...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
...外の者が百人附いて居るより心強いわけで御座いますが――」福屋善兵衞が折入つての頼みです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俺も心強いといふものだ」あつさりした口はきゝますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俺も心強いというものだ」あっさりした口はききますが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...菊池氏以下皆元気なので心強い...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...心強い」阿賀妻は銃のことをそう云った...
本庄陸男 「石狩川」
...あっちのみんなも心強いことでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...とにかく古来の学者の内にこの物語を悪文だと言った人があることを知るのは自分にとって心強い...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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