...客人も心安くおぼせよ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...心安く成仏(じょうぶつ)せよ」「こは有難き御命(おおせ)かな...
巌谷小波 「こがね丸」
...其上にて心安く都にも入り...
高山樗牛 「瀧口入道」
...いくらか道庵と共通のところがあって心安くしているから...
中里介山 「大菩薩峠」
...主人の庄右衛門とも心安くなりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...お心安く願いたいものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...お今には浮いた噂はなかつたのか」「大根畑の植木屋の專次(せんじ)といふのが心安くしてゐたさうですよ」「そつとつれて來る工夫はないか」「其處に居ますよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二三年前から品川の沖釣(おきづ)りで心安くなつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...橋番とすつかり心安くなつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...詩子(ふみこ)もツイ心安く答えてしまいます...
野村胡堂 「身代りの花嫁」
...これからはお心安く思召して...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...このときから忠利は岫雲院の住持と心安くなっていたので...
森鴎外 「阿部一族」
...又七郎は平生阿部弥一右衛門が一家と心安くして...
森鴎外 「阿部一族」
...7115追々お心安くなりましょうが...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...兎に角お心安くなすってね...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...落ち居て心安く浮びてあらむ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...もう親友以上に心安くなって...
夢野久作 「鉄鎚」
...お心安く思わるるがよい...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索