...二雨後の葉月空が心地よく晴れ渡つて...
石川啄木 「鳥影」
...夜露を吸つて心地よく冷えた...
石川啄木 「鳥影」
...居心地よく燃え上つた...
犬養健 「朧夜」
...いつもの温顏で心地よく御話をして下さつたのだ...
高橋龍雄 「芳賀先生と日本主義」
...お前の事だから旨く遣る事とは思つてゐるが時々氣になつての」斯く言つて全く安心したやうに心地よく笑つた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...細君の絹張りの蝙蝠傘は其あとにいら/\する夏の日を心地よく反射してゐる...
高濱虚子 「俳諧師」
...秋の空は春や夏にくらべるといかにも心地よく澄みきっているものであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...ぽっかりと眼を醒ました時には開け放たれた硝子窓の彼方からは美しい夏の朝の陽の光が射し込んで爽やかな風がそよそよとカーテンを弄(もてあそ)び窓の上のカーネーションの葩(はなびら)に戯れて眠り足りた私の頬に心地よく触れていった...
橘外男 「逗子物語」
...私の地上での日々を取り巻いていた心地よく馴染み深いものども...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「感覚の殻」
...あまり遠くへ散歩すると心地よく疲れて...
近松秋江 「箱根の山々」
...が心地よく細っていて...
豊島与志雄 「微笑」
...過去の繁華を夢に見つゝ心地よく衰頽の平和に眠つて行く此の長崎に来い………と諭(さと)してくれるやうにも思はれた...
永井荷風 「海洋の旅」
...最も自由で最も居心地よく...
永井荷風 「銀座」
...今では総体(いつたい)に心地よく...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...テラスは心地よく陽に照らされていた...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...一緒しない方がいいでしょう」強い東風がアイダの顔に心地よく感じられるのは東部生まれのせい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...心地よくしかも疲れを覚ゆ...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...わたしどもあなたが居心地よくていらっしゃればなによりなんですから」床の上をすべるような気ぜわしい靴の音...
「赤い貨車」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
