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饗庭篁村 「木曾道中記」
...それから潜水夫がお心付けを戴きたいと申しました...
オシップ・ディモフ Ossip Dymoff 森鴎外訳 「襟」
...ランスロツトが好意の心付けを(kindly-meant advice)顧みずに(put aside)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...寺への心付けがどうのこうのと...
永井荷風 「すみだ川」
...何事の起ったのかと種彦はふと心付けばわが佇(たたず)む地の上は一面に踏砕(ふみくだ)かれた水晶瑪瑙(めのう)琥珀(こはく)鶏血(けいけつ)孔雀石(くじゃくせき)珊瑚(さんご)鼈甲(べっこう)ぎやまんびいどろなぞの破片(かけら)で埋(うず)め尽(つく)されている...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...心付けば巡査が頻に往ったり来たりしている...
永井荷風 「花火」
...妹の婚姻に就て心付けであるさうだ...
長塚節 「十日間」
...飛(と)んだ心付けにありついて...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...若干(なにがし)か心付けを置いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...少しばかりの心付けと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...季時節(ときじせつ)の心付けを貰って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...心付けを貰つた義理があるせゐか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あなた方には心付けを差し上げましょう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...あれほど悩みの種だった金龍寺の門番へのお心付けも...
正岡容 「小説 圓朝」
...昔あれほど気に病んでいたお線香代のほかのお心付けも...
正岡容 「小説 圓朝」
...たんまり心付けを貰っている事ではあるが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...きさまたちにも心付けを呉れてやる...
山本周五郎 「竹柏記」
...宿屋にも充分の心付けをして「当分娘と共に厄介になるから」と最上等の室(へや)へ案内させた...
夢野久作 「黒白ストーリー」
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