...最近ストレスがたまっているけど、心丈夫でいるように頑張る...
...きつい大会だったけど、彼は心丈夫な性格で、すぐに立ち直った...
...世界旅行に行く前に、心丈夫な保険に加入した方がいい...
...仕事が忙しくても、毎朝のメディテーションで心丈夫になる...
...新しい環境に慣れるのに時間がかかったけど、心丈夫な気持ちで頑張った...
...僕達も一層心丈夫ですよ」そこで川手氏は...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...これで心丈夫だし...
豊島与志雄 「在学理由」
...「結局のところ……」とワルトハウスはにわかに心丈夫になって言った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いよいよ益満が、軽輩を背負って立つ時が参った」益満が、三尺余りの長刀を撫して、柱に凭れて腕組しながら、こう云って笑っているのを見ると、七瀬も、綱手も、何んとなく、心丈夫であり、頼もしく思えた...
直木三十五 「南国太平記」
...然(しか)し其(そ)れ丈(だけ)でさへ卯平(うへい)は始終(しじう)財布(さいふ)の錢(ぜに)の出入(でいり)するのを心丈夫(こゝろぢやうぶ)に思(おも)ふのであつた...
長塚節 「土」
...不器用(ぶきよう)な少(すこ)し動(うご)けば轉(こ)け相(さう)な繃帶(ほうたい)であつたが夫(それ)でも勘次(かんじ)の目(め)には心丈夫(こゝろじやうぶ)であつた...
長塚節 「土」
...――あんた方が来たので心丈夫になった...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...金は持ってる方が心丈夫だ...
夏目漱石 「坑夫」
...こんな時にはさぞ心丈夫だろうと思います...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...「昨夜(ゆうべ)風太郎が入りましたよ」「どこへ」「浅草の隆興寺(りゅうこうじ)」「何を盗(と)った」「本堂の奥のお厨子(ずし)の中から三寸二分の黄金仏、大日如来」「罰当り奴(め)」「親分、あっしが盗ったんじゃありませんぜ」「手前(てめえ)に盗れる訳もねえやな、案内しろ」「親分が行って下さりゃ、ガラッ八も、心丈夫だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...成瀬屋にとってはこの上もない心丈夫なことだったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...父も心丈夫でせうから――と」「それは誰の言ひ草だえ」「あの娘(こ)の聲色(こわいろ)ですよ」「そんな胴間(どうま)聲でやるのか」「これはあつしの地聲で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...心丈夫なのだけれどと...
羽仁もと子 「女中訓」
...課長様が可愛(かわゆ)がつて下さるのでどれ位心丈夫であらう...
樋口一葉 「十三夜」
...心丈夫に車夫の顔を見れば二十五六の色黒く...
樋口一葉 「十三夜」
...そのほうが心丈夫だろうし……」キャラコさんは...
久生十蘭 「キャラコさん」
...お前も心丈夫だらう...
牧野信一 「サクラの花びら」
...浪華(なにわ)では住吉神社、京では清水寺(きよみずでら)、男山八幡宮、江戸では浅草の観世音(かんぜおん)、そのほか旅の先々で受けた所の神々や諸仏天は、今こそ、自分の肌身を固め給うものと信じて、ばばは、鎖帷子(くさりかたびら)を着たよりも、心丈夫だった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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