...御芳心を寄せる相手はいるのですか?...
...我々は国際的連帯を示すために、他国の問題にも関心を寄せるべきだ...
...「趣味の相違」といふ捨科白を美術や文學などに心を寄せる人々との間にも折々聞かされるので...
會津八一 「趣味の向上」
...大洲方面には大分西郷に心を寄せる者もあって...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...人には背(そびら)を見せて月に心を寄せるように...
中里介山 「大菩薩峠」
...たいして心を寄せるでもないらしい...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...切支丹宗門に心を寄せる一人でしょう...
野村胡堂 「十字架観音」
...「お前に心を寄せる男を片つ端から殺したので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「お前に心を寄せる男を片っ端から殺したので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...酒屋の倅の長吉に心を寄せるようになったのが間違いの因(もと)でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...六郎に心を寄せるのも無理はない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...六郎に心を寄せるのも無理はない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...士族中の有志者は数学に心を寄せる人が多い...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...固よりコンな連中に心を寄せる筈(はず)はない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...こんなにも木の味に心を寄せる国民は他にないでありましょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...狐の研究に心を寄せるようになったもとであった...
柳田国男 「故郷七十年」
...近畿一帯には宮方へ心を寄せる反幕府の郷士...
吉川英治 「私本太平記」
...兵法軍学に心を寄せるでなし...
吉川英治 「新書太閤記」
...心を寄せるお人があってよいものでしょうか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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