...無責任な心の鬼事に耽つてゐた...
高村光太郎 「珈琲店より」
...かねて信心の鬼子母神様にお詣りをするように私にくれぐれも云って来た...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...「心の鬼の角(つの)をおりに来て...
長谷川時雨 「西川小りん」
...心の鬼が責めたてる...
平出修 「夜烏」
...宮はお心の鬼からこれを苦痛にしておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源氏の心の鬼からである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...心の鬼にきまり悪さを感じた若君は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源氏も心の鬼にとがめられて間は置くが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮は心の鬼に院の前へ出ておいでになることが恥ずかしく晴れがましくて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女三の尼宮が心の鬼からその差別待遇をゆがめて解釈されることがあってはと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...私はおこられるのではないかと心配ですよ」と笑った夫人の眼つきの気品の高さにも常陸の妻は心の鬼から親子を恥知らずのように見られている気がした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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