...心の病にもまた外科もあり...
高神覚昇 「般若心経講義」
...心の病気はあまり気にしないのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...肝腎(かんじん)の心の病気を注意すると怒(おこ)られるとは...
高神覚昇 「般若心経講義」
...また自分一個の心の病でもありません...
高神覚昇 「般若心経講義」
...あなたの詩をさっぱり見かけない」「そう言えば?」「詩をやめたんですね」「病気がなおったせいかな」「心の病い……?」と風巻は言った...
高見順 「いやな感じ」
...人間の心の病や、社会や国家の病にもこんなのがある...
寺田寅彦 「猫の穴掘り」
...お玉は卒中か心の病で頓死したことにされると此方(こつち)の仕事は樂だつたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...心の病までも見抜いていらっしゃる」「冷かしてはいけません」「あら...
野村胡堂 「焔の中に歌う」
...ひとりその身体の病を患(うれえ)て心の病を患えざるは何ぞや...
福沢諭吉 「中津留別の書」
...急性の体の疾患のこと――苦しい心の病のこと――彼のもっとも親しい...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...私の意気地のない心の病ひや厭世観を忘れしめた――といへる位なのであつた...
牧野信一 「ビルヂングと月」
...私は心の病気めいたものをもっていると申しましたろう? あれもこのコンプレックスの一つね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私達は種々な心の病いに入るのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...肉体には病はないつもりです」「心の病とは」「ただご賢察ねがうほかありません」孔明は...
吉川英治 「三国志」
...心の病はいまや胸を焚(や)くようです...
吉川英治 「三国志」
...心の病(やまい)にも秀吉の投薬をうけて...
吉川英治 「新書太閤記」
...沙門(しゃもん)の身でなければ、当座の思案だけでもあるのであったが、きびしい山門のうちへ二人を連れてゆくわけにはゆかないし、このまま、この風の洩(も)れる汚い板屋に寝かせておけば、弟の病勢がつのるのは眼にみえているし、その病気と、心の病気とは、何時(いつ)、死を甘い夢のように追って、敢(あえ)ない悔いを後に噛むことに立ちいたるかもわからない...
吉川英治 「親鸞」
...心の病巣(びょうそう)を取り除かなければその実現はむずかしい...
吉川英治 「親鸞」
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