...心の機微によく通じていたので...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...人は心の機微の知識を得る...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...また人心の機微がある...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...しかしこの『茶の本』は人心の機微に立脚した文字で長くその馨(かおり)を世に残すにたる檀香(だんこう)とも言うべきもの...
岡倉由三郎 「茶の本」
...彼は民心の機微を掴んでいた訳で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...人心の機微に觸れてゐますね...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...氏は「人心の機微に觸れてゐる...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...「人心の機微に觸れてゐますなあ...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...モンテーニュはこういう人心の機微をわきまえている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「疑心暗鬼ヲ生ズ」とか「心頭滅却スレバ火モマタ涼シ」とか「病ハ気カラ」とか言うような人心の機微にふれるさまざまな面白い挿話をいろいろ含んでいるし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人間の心の機微、必ずやその時は、獣情に燃えていた久米之丞も、冷やりとするのと一緒に、命びろいをしてまア好かった――と思ったことは思ったでしょう...
吉川英治 「江戸三国志」
...この民心の機微すら掴み得ないやうな政治家は...
吉川英治 「折々の記」
...人心の機微をつかむ方が...
吉川英治 「私本太平記」
...またよく人心の機微(きび)をもつかんでいる...
吉川英治 「新書太閤記」
...人心の機微(きび)を窺(うかが)って...
吉川英治 「新書太閤記」
...そうした心の機微(きび)へつけ入って...
吉川英治 「源頼朝」
...人心の機微はかうしたものであるが...
吉野秀雄 「ひとの不幸をともにかなしむ」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??