...わずかの心おぼえが...
海野十三 「火星兵団」
...心おぼえのある場所を掘りかえしていましたが...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...四人は心おぼえの道を...
江戸川乱歩 「大金塊」
...またそれをわたしの心おぼえのための棒切れに刻みつけようとした...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...何か朧気に心おぼえがあるのではないかという気がして来る...
原民喜 「夢と人生」
...ただバルナバスの心おぼえのために...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...柚子の心おぼえのようなものだったのだろう...
久生十蘭 「春雪」
...案内者は道の心おぼえに...
別所梅之助 「石を積む」
...或いは自分の心おぼえとして書いたものを...
三好十郎 「肌の匂い」
...入つて來た時の心おぼえがいくらか殘つていたのか...
三好十郎 「肌の匂い」
...細かい心おぼえを説明した...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...心おぼえの啼聲が聞えて來た...
若山牧水 「梅雨紀行」
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