...彼はスパイであることを示す徽章をつけていた...
...私は彼女が手作りの徽章を作るのが上手だと思う...
...彼は新しい徽章をデザインするために会社に受け入れられた...
...子供たちは体育祭で勝利の徽章を手に入れた...
...警察官の制服には彼らが所属する組織の徽章がついている...
...帽子には態(わざ)と徽章も附けてないから...
石川啄木 「鳥影」
...東京のなにがし工業学校の金色の徽章(きしょう)のついた制帽で...
泉鏡花 「瓜の涙」
...七宝焼で丸に美の字の徽章を袵元へ付けました...
板谷波山 「美術学校時代の岡倉先生」
...その怪しげな徽章(きしょう)も見つからなかった...
海野十三 「省線電車の射撃手」
...加之(おまけ)に帽子の徽章(きしやう)が桜の花になつてゐるので...
薄田泣菫 「茶話」
...牡丹花の徽章を用ふるを許さる...
太宰治 「津軽」
...踊子達は爺さんが取り出して見せる勲八等の瑞宝章と従軍徽章とを物珍らし気に寄つてたかつて見てゐたが...
永井荷風 「勲章」
...巡査の徽章(きしょう)のようなものを佩(つ)けた男が訪ねて来た...
中島敦 「光と風と夢」
...小供は徽章(きしょう)の着いた黒い帽子を被(かぶ)ったまま先生の前へ廻(まわ)って礼をした...
夏目漱石 「こころ」
...徽章(きしょう)の着いた制帽と...
夏目漱石 「明暗」
...すべての人々がこの徽章をつけていた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...澗の海で死んだ青年の顔を見たと思った……「あら」立衿(たてえり)に桜の徽章(きしょう)のある学習院大学の制服を着たよく似た顔が...
久生十蘭 「あなたも私も」
...腕に卍の徽章をまいて...
宮本百合子 「仮装の妙味」
...医看徽章の白羽箭(しろいはね)を後ろにはねた制帽と...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...徽章(きしょう)が付いていた...
山本周五郎 「青べか物語」
...其(その)下の人道(じんだう)を胸の辺(あたり)に真鍮の徽章を附けた善男善女の団体が坊さんに伴(つ)れられて幾組も練つて歩き...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...私は生田幸子の胸にある真紅の徽章...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
...あたしたちはみんなアカデミイの徽章(きしょう)をつけてるのね...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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