...徽宗(きそう)皇帝(一一〇一―一一二四)はあまりに偉い芸術家であって行ないよろしきにかなった王とはいえないが...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...高士觀瀑(かうしくわんばく)(元信)秋景山水 (雪舟)唐子嬉遊(からこきいう)(王若水(わうじやくすゐ))救世觀音(ぐせくわんのん)(巨勢金岡(こせかなをか))孔雀(くじやく)(徽宗(きそう)皇帝)とあるではありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...次に徽宗の大観二年に艾晟(かいせい)の序した大観本草がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その時翁の言に「徽宗皇帝など真蹟はただの一つもありません...
山本笑月 「明治世相百話」
...徽宗(きそう)皇帝から妃(きさき)や太子や皇族までを捕虜として北満の荒野に拉(らっ)し去った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そして、徽宗はそこで、囚人同様な農耕を強(し)いられ、ついに帝王生活の悲惨な生涯を終えるにいたるのである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...徹夜ノ西風ハ破扉(ハヒ)ヲ撼(ユルガ)シ蕭条(ショウジョウ)タル孤屋(コオク)、一燈(トウ)微(カス)カ家山、首(コウベ)ヲ回(メグ)ラセバ三千里月ハ天南ヲ断(タ)チテ、雁(カリ)ノ飛ブ無シこれは、北満の配所で、徽宗自身が、皇帝たる自身の末路を詠(えい)じた一詩だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...徽宗の終り、北宋(ほくそう)の崩壊(ほうかい)などは、ここでは、まだまだ二十五年も後のことである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いまでは殿帥府(でんすいふ)ノ大尉(だいい)にして徽宗(きそう)の朝廷に飛ぶ鳥落す勢いの高(こうきゅう)であった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...徽宗(きそう)朝廷のすべても...
吉川英治 「新・水滸伝」
...徽宗(きそう)の宋(そう)朝廷でも...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ここに聖断を仰ぎ奉る次第にございまする」徽宗(きそう)皇帝は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...よきにいたせ」徽宗(きそう)皇帝は立つ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...徽宗(きそう)皇帝...
吉川英治 「新・水滸伝」
...時の風流天子徽宗(きそう)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...徽宗(きそう)皇帝の全盛時代からの御林軍の一将校であったから...
吉川英治 「人間山水図巻」
...徽宗(きそう)皇帝をとり巻いて...
吉川英治 「人間山水図巻」
...しかもなお徽宗から李唐...
吉川英治 「人間山水図巻」
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