...彼は徳望家として地域で尊敬されています...
...ビジネスの世界でも、徳望家は信用があって重要です...
...彼女は美貌と知性を兼ね備え、徳望家として君臨している...
...徳望家としての名声を保つために、彼は多くの努力をしてきた...
...家柄や出自ではなく、自身の行動で徳望家となることもできる...
...(世人の所謂「徳望」などは少くとも...
芥川龍之介 「続芭蕉雑記」
...実業界に徳望高い某子爵は素(も)と八兵衛の使用人であって...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...両者共に独立不羈(どくりつふき)にして天下の徳望を博したる点に於ては他に比(なら)ぶ者がない...
大隈重信 「新島先生を憶う」
...その見識徳望の高さを以て巍然として聳えてる観がありました...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...徳望のように思い込んでしまったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ことさらに藩地徳望の士君子(しくんし)に求め...
福沢諭吉 「旧藩情」
...必ずしも若死した学徒の徳望ではなくて...
柳田国男 「故郷七十年」
...静かな額に徳望のある気品を湛(たた)えていて...
横光利一 「微笑」
...札薩克の中の年齢徳望共に高き者を撰んで清の皇帝から新任し...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...太師の徳望は、今や巍々(ぎぎ)たるものですから、古(いにしえ)の舜(しゅん)が堯(ぎょう)を受けたように、禹(う)が舜の世を継いだように、太師がお立ちになれば、もう天下の人心は、自然、それにしたがうだろうと思います」「いや、いや...
吉川英治 「三国志」
...彼の帝系たる家筋とその徳望を味方に加え...
吉川英治 「三国志」
...なんで玄徳にそのような天資と徳望がありましょう」とのみいって笑った...
吉川英治 「三国志」
...これを殺すことは畏(おそ)れながらあなたのご徳望を損(そこ)ねましょう」孔明はまず...
吉川英治 「三国志」
...すでにこの地で亡んでしまっている前(さき)の九州探題北条英時(ひでとき)が蒔(ま)いておいた徳望だった...
吉川英治 「私本太平記」
...よほど日常から徳望のあった士とみえ...
吉川英治 「新書太閤記」
...あるじの徳望とによって...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この大寨(たいさい)を統御してゆけるほどな力も徳望もありません」「いや...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そして秀吉の植えた徳望とを持っている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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