...彼は徳望家として地域で尊敬されています...
...ビジネスの世界でも、徳望家は信用があって重要です...
...彼女は美貌と知性を兼ね備え、徳望家として君臨している...
...徳望家としての名声を保つために、彼は多くの努力をしてきた...
...家柄や出自ではなく、自身の行動で徳望家となることもできる...
...両者共に独立不羈(どくりつふき)にして天下の徳望を博したる点に於ては他に比(なら)ぶ者がない...
大隈重信 「新島先生を憶う」
...王子ハムレットは若冠ゆえ、皆のすすめに依(よ)って、わしが王位にのぼったのですが、わしとても先王ほどの手腕は無し、徳望も無ければ、また、ごらんのとおり風采(ふうさい)もあがらず、血をわけた実の兄弟とも思われぬくらいに不敏の弟なのですから、果して此の重責に堪え得るかどうか、外国の侮(あなど)りを受けずにすむかどうか頗(すこぶ)る不安に思って居(お)りましたところ、かねて令徳の誉(ほまれ)高いガーツルードどのが、一生わしの傍にいて、国の為、わしの力になってくれる事になりましたので、もはや王城の基礎も確固たり、デンマークも安泰と思います...
太宰治 「新ハムレット」
...こうして通して行ける徳望は認めなければならないのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...徳望が欠けていた...
蜷川新 「天皇」
...市蔵の明智光秀は大志あれども徳望なき大将と見えたり...
三木竹二 「明治座評」
...弟は京都にあつて徳望を以てし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...森栖先生のような徳望の高いお方のお姿を私のような者の手で故郷に残す機会を得ました事は...
夢野久作 「少女地獄」
...静かな額に徳望のある気品を湛(たた)えていて...
横光利一 「微笑」
...札薩克の中の年齢徳望共に高き者を撰んで清の皇帝から新任し...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...寛仁徳望を兼備している英傑といえば董卓をおいては...
吉川英治 「三国志」
...太師の徳望は、今や巍々(ぎぎ)たるものですから、古(いにしえ)の舜(しゅん)が堯(ぎょう)を受けたように、禹(う)が舜の世を継いだように、太師がお立ちになれば、もう天下の人心は、自然、それにしたがうだろうと思います」「いや、いや...
吉川英治 「三国志」
...老台(ろうだい)のような徳望はまだありません...
吉川英治 「三国志」
...彼の帝系たる家筋とその徳望を味方に加え...
吉川英治 「三国志」
...なんで玄徳にそのような天資と徳望がありましょう」とのみいって笑った...
吉川英治 「三国志」
...これを殺すことは畏(おそ)れながらあなたのご徳望を損(そこ)ねましょう」孔明はまず...
吉川英治 「三国志」
...すでにこの地で亡んでしまっている前(さき)の九州探題北条英時(ひでとき)が蒔(ま)いておいた徳望だった...
吉川英治 「私本太平記」
...宋江の徳望とその人柄にはびッくりしている...
吉川英治 「新・水滸伝」
...拳法の徳望と吉岡流の名声についているのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
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