...――この世の中には非常に徳操の高い...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...徳操が頽廃してる証拠だ...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...その徳操こそ、日本の善良な風俗を維持するものだ……...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...好んでおのれを賛美しおのれを愛する我利冷酷な徳操の化身とも言うべき...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...フランスにも徳操があることはわかったろう...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「芝居の徳操はいつも雄弁なんだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」「裁判所の徳操なら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そしてそれらはあらゆる精神上の徳操をそなえてはいたが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ふたたび見出したのだった――弱点と美点とから共に来る傲慢さ――自分の徳操を誇り自分が陥ることのない過失を軽蔑(けいべつ)する...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...すべての人の徳操の番人で門番だった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いつも名誉だの道徳だの徳操だのを説いてきかせています...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ほこらかな徳操に満ち...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ああ地上にはもはや徳操は存しない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...どうのこうのと徳操を論じあっている始末である...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...判断や徳操に至ってはほとんど問わない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...字(あざな)は徳操(とくそう)...
吉川英治 「三国志」
...徳操はお前の鼻と関係はない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...あるいは情を抑えることを徳操とする賢い武士の妻であるか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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