...常に七つの恐しき徳を行わんとすればなり...
芥川龍之介 「るしへる」
...だが、行徳行の汽船が、毎日大橋から出てるので、彼(あ)れに乗るです...
石井研堂 「元日の釣」
...この奇怪なる利他を正当なる自利に置きかえることによつて我々は新しい道徳の基礎を打ちたてなければならぬ...
伊丹万作 「政治に関する随想」
...何も省作に不徳義なこたない」これは小手贔屓(びいき)の言うところだ...
伊藤左千夫 「春の潮」
...このような日は悪徳に対する休戦である...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...敢然として一つの徳心を果さんとする場合の人間は...
高田保 「貸家を探す話」
...天帝の徳を称へてゐるのです...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...信あれば徳ありという...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...」「教の構成は道徳的天才自身の正善的創造であって...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...今まで両岸に騒いでいた甲の村が織田徳川で...
中里介山 「大菩薩峠」
...吾人道徳上ノ認識トシテ區別スル所ニ於テモ亦然リ...
西周 「學問ハ淵源ヲ深クスルニ在ルノ論」
...伊豆屋の二番目息子の徳三郎は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...徳利(とくり)がないわ...
火野葦平 「糞尿譚」
...徳義(とくぎ)を見出(みいだ)すことの好(す)きな人(ひと)だこと!』と愛(あい)ちやんは思(おも)ひました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...法諡(はふし)を称仙軒徳山居士と云ふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...紫野大徳寺(むらさきのだいとくじ)中高桐院(こうとういん)に御納骨いたし候...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...茲(ここ)に僕らの道徳がある筈だと思う...
横光利一 「旅愁」
...玄徳は恩を謝して...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索