...「昨夜はちょっと微酔だったから、記憶がぼんやりしている...
...「飲みすぎずに微酔を楽しむのが大人の飲み方だと思う...
...「彼女は微酔の状態で、私に告白してきた...
...「微酔になると、普段よりも過剰に喋ってしまう人もいる...
...「微酔程度であれば、車の運転はしない方が良いと思います...
...微酔(ほろよひ)の足の乱れるでもなく...
石川啄木 「鳥影」
...と微酔(ほろよい)も醒(さ)めて蒼(あお)くなれば...
泉鏡花 「活人形」
...若い時には晩酌の微酔(ほろえい)にお母さんの絃(いと)でお父さんが一とくさり語るというような家庭だったそうだ(二葉亭の直話)...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...微酔以上を求めないこと...
種田山頭火 「一草庵日記」
...三食泥酔から二食微酔へ転向...
種田山頭火 「一草庵日記」
...微酔の気地(マヽ)は何ともいへない...
種田山頭火 「行乞記」
...(其中漫筆)続酔心泥酔の世界から微酔の境地へ┌個性 ┌特殊的 ┌芸術│ │ │文芸│ │ │短歌└社会性└普遍的 └俳句日本詩┌音声 ┌定型言語の成分 │意想 │季題└文字 └切字十月四日秋晴...
種田山頭火 「其中日記」
...たとへば微酔にあきたらないで泥酔にまでおちいることもホントウではない...
種田山頭火 「其中日記」
...○生活箴二章△金銭を大切にすべし△酒食を慎むべし○飲酒戒三則△火酒を飲むべからず△微酔にて止めること△現金で飲むべし十二月十八日曇――晴...
種田山頭火 「其中日記」
...いつものやうに一浴して(一杯は差控へて)、白石校に長谷さんを訪ねる、それから下井田さんを訪ねる、新聞雑誌を読ませて貰ふ、行水させて貰ふ、夕飯の御馳走になる、酒三本、快く微酔した、ハダカとハダカとのつきあいはうれしかつた...
種田山頭火 「旅日記」
...ただ隠居のところから微酔(ほろよ)い機嫌で出て来た分には...
中里介山 「大菩薩峠」
...酒場の中からどんたりどんたり話声が聞えて来る空樽(たる)に腰を掛けて冷酒(ひや)をあふつてゐた目の苦茶苦茶した浅黄服を着た男が微酔(ほろゑひ)機嫌で酒場の中から出て来たオ...
野口雨情 「都会と田園」
...絶世の美男新九郎が髪を乱した微酔の面に...
吉川英治 「剣難女難」
...微酔(びすい)して...
吉川英治 「新書太閤記」
...(そうだ――自分たちはもう疾(と)くに――土中の白骨であったのだ)微酔(びすい)の中で人々はそう思い合った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...微酔のよい機嫌になって...
吉川英治 「源頼朝」
...微酔(びすい)をおびて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...だから微酔のうちの上機嫌な父はいいが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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