...彼女は微睡んでいた...
...妹は微睡みながら本を読んでいた...
...寝る前に少し微睡むとリラックスできる...
...雨の降りしきる中、私は微睡むような気持ちで運転した...
...忙しい日々を送る中、たまには微睡む時間を取ることが大切だ...
......
伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...都路はもの疲れしてたゆげにも微睡(まどろ)むここち...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...頭の芯(しん)がトロトロと微睡(まどろ)んでるような...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...今のうちに少し微睡をとつて頭を休めておいて...
近松秋江 「湖光島影」
...うとうと微睡(まどろ)んだと思うと目がさめたりして...
徳田秋声 「仮装人物」
...あるいは修業のほか余事なく学窓に兀坐(ごつざ)する青年の書生もその机上に微睡を催すときには...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...微温と微睡とのうちに時を過している...
豊島与志雄 「意欲の窒息」
...あの室で毛布にくるまり乍ら白日(まひる)の微睡(まどろみ)をソファアの上に貪っているらしい...
豊島与志雄 「恩人」
...何かが静に微睡(まどろ)んでいる...
豊島与志雄 「過渡人」
...彼は全身微睡(まどろ)みながら...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...微睡からよび覚された...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...夢に近い一時の忘却を思わする微睡ではなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
......
中島敦 「和歌でない歌」
...しばし微睡(まどろ)みかける時がある...
久生十蘭 「魔都」
...私は思わずほっとしながら少し微睡(まどろ)みかけたが...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...病人の微睡(まどろ)んでいる傍で...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...微睡むこともなくねぶることもなからん...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...微睡(まどろ)むことも出来ないままに...
夢野久作 「瓶詰地獄」
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