...ほんの微小なものにしかすぎない...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...人類の微小なる財産である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...これら天界の放浪者の質量は微小なものであるために皆星雲中に捕えられて残り...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...一昼夜にすれば数十万発の微小な弾丸で射通されている...
寺田寅彦 「蒸発皿」
...こういう標本を陽光にあてて融かすと、微小な気泡が、ピチピチと音をたてて、小さい破裂をする...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...微小な結晶が沢山集って一つの塊をなしているもののことであって...
中谷宇吉郎 「雪」
...そのような微小な目方を短時間内にしかも野外で測ることは普通の天秤(てんびん)では不可能なので...
中谷宇吉郎 「雪」
...この観念より微小なものがないことを確信する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...たった一つの点のような非常に微小な事物を想うことは想像にとって容易ではないからである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...ある程度を越えた微小なものについて...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...ほとんど気づかれないほど微小な諸事情を多数伴わないときは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...実際は極めて微小な前震の感覚によるものと思われるのである...
武者金吉 「地震なまず」
...すなわち太陽をもって比べられた微小なる世の主が...
柳田国男 「海上の道」
...しかもかくのごとき微小なる発明でも...
柳田国男 「木綿以前の事」
...微小な史料をたよりに...
吉川英治 「随筆 新平家」
...河豚のヒレの下や腹にくいついている微小な寄生虫が猛毒そのものだと説を為している...
吉川英治 「河豚」
...しかしとにかくこの原子という眼に見えない微小なものを考える時に...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
...金の線の下と云うと……隠匿場所は実に微小なものですね』『微小ですが...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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