...ほんの微小なものにしかすぎない...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...人類の微小なる財産である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...これら天界の放浪者の質量は微小なものであるために皆星雲中に捕えられて残り...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...きわめて微小な氷の上下運動が対岸の木立ちに幾フィートかの視差をあらわした...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ドイツの最も偉大な人物から最も微小な人物にいたるまで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...物體はどんな力を用いても破壞すべからざる微小な粒子から成立していることを...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...この場合氷は大抵微小な粒となって存在するので...
中谷宇吉郎 「凍上の話」
...微小ながらちゃんとした差があることが...
中谷宇吉郎 「南画を描く話」
...空想の中で構成される観念や感覚に現れるイメージより微小なものはない...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...たった一つの点のような非常に微小な事物を想うことは想像にとって容易ではないからである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...我々は考えられる限りの最も微小な部分に至るまで...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...ほとんど気づかれないほど微小な諸事情を多数伴わないときは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...上の半月湾国道(ハアフ・ムウン・ベイ・ハイウエイ)から二十呎の高さを墜落した際に受けたであろうと推測される数個の微小なる擦過傷が顔面に認められた丈けで...
牧逸馬 「土から手が」
...花は小穂上に疎着し苞穎は微小なり...
牧野富太郎 「植物記」
...いかに微小なものでも一つ一つ...
柳田國男 「地名の研究」
...この微小なる花に...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...微小な珠を綴っていた...
山本周五郎 「風流太平記」
...枠を構成する管の微小な開口部が翼端に見える...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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