...彼の微力なサポートが大きな助けになった...
...このプロジェクトは小さな一人ひとりの微力によって成功した...
...彼女の微力な尽力によって、地域の課題が改善された...
...たとえ微力でも、できることから手をつけてみよう...
...小さな微力が集まると大きな力になることもある...
...とにかく微力の限り...
會津八一 「支那の明器」
...どうかしたい/\と思ひながら微力で思つた十分の一も実現することがなく無為に一年を過しました...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一六年一月号)」
...微力にして期するところ意に従わず...
岩波茂雄 「岩波文庫論」
...自分の微力を以てしては精衛海を填(うず)むる世間の物笑いを免かれんかも知れんが...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...五十嵐と小官吏とが互に微力を盡し合つて鞘當てをする...
高濱虚子 「俳諧師」
...たとえ現在の微力なわれわれの試みは当然失敗に終わることが明らかであるまでも...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...空虚や微力はいつも悪徳なんだ...
豊島与志雄 「生あらば」
...微力の人びとであった...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...微力な作家が葬られてゆく情勢に...
原民喜 「永遠のみどり」
...およそ私が十四年間かかつて書いた此の微力な詩集によつて分明するであらう...
室生犀星 「愛の詩集」
...何事も私の微力の致しますところと思召(おぼしめ)して平(ひら)にお許しの程をお願い致します...
夢野久作 「暗黒公使」
...私は自分の知識欲と創作欲とを私の微力の許す限り充実させることに力めて来た...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...慨然として君国の為に微力を致さんことを思ひぬ...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...それを捜索するにはあまりに山屋敷預りの自分たちだけでは微力すぎる...
吉川英治 「江戸三国志」
...私が青年文化協會の微力を農村に働きかけてゐた事變以前...
吉川英治 「折々の記」
...劉焉の微力に援助せんとして訪ねらる...
吉川英治 「三国志」
...合戦には向い難い」「ご念には及びませぬ」「ならば微力ながら...
吉川英治 「私本太平記」
...微力ながらお供して参ろうというのに...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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