...彼の微力なサポートが大きな助けになった...
...このプロジェクトは小さな一人ひとりの微力によって成功した...
...彼女の微力な尽力によって、地域の課題が改善された...
...たとえ微力でも、できることから手をつけてみよう...
...小さな微力が集まると大きな力になることもある...
...どうかしたい/\と思ひながら微力で思つた十分の一も実現することがなく無為に一年を過しました...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一六年一月号)」
...私の友人達が本の占有において如何に微力であるかを思うのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...蓋し閣下の内閣は少数微力なる帝国党及び時代の精神を領解せざる頑愚の属僚を味方と為すの外には...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...空虚や微力はいつも悪徳なんだ...
豊島与志雄 「生あらば」
...微力な作家が葬られてゆく情勢に...
原民喜 「永遠のみどり」
...わたしの微力を傾けたいと...
火野葦平 「花と龍」
...臣をして敢えて法典編纂のために微力を尽すを得しめ給わば...
穂積陳重 「法窓夜話」
...はなはだ微力にちがいありません...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...わたくしどもの如き微力な好事家(こうずか)が偶(たまたま)一顧するに過ぎないから...
森鴎外 「渋江抽斎」
...微力ながら応援いたさうと思つて...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...微力ながら吾々友人が寄り集まりまして...
夢野久作 「恐ろしい東京」
...天下の大変に際し尊王報仏の心止みがたくして聊か国事に微力を致したるのみ...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...微力を尽してみましょう」と...
吉川英治 「三国志」
...――しかもその正成は微力だし...
吉川英治 「私本太平記」
...打ち建てられるとおもわれるの」「微力...
吉川英治 「私本太平記」
...微力(びりょく)...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...微力でも、わしというものがいるではないか」といった...
吉川英治 「親鸞」
...――不幸、将門は幼少で覚えていませんが、母方の親類共のはなしでは、かつて、あなた方が、この常陸、下総の地に、微力で立ち、あまたの敵や、俘囚の勢力の中で、悪戦苦闘されていた頃には、私の父良持が、自分の分身とも思って、あなた方を助けて、ついにこの筑波山以東以北のひろい平野を、あなた方の領野にしたのだと聞いております」「た、たれがいった、そんな事を」「たれでも、世間では、知っています...
吉川英治 「平の将門」
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洪水に見舞われる 目こぼし 思い残すことはない
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