...彼の微力なサポートが大きな助けになった...
...このプロジェクトは小さな一人ひとりの微力によって成功した...
...彼女の微力な尽力によって、地域の課題が改善された...
...たとえ微力でも、できることから手をつけてみよう...
...小さな微力が集まると大きな力になることもある...
...とにかく微力の限り...
會津八一 「支那の明器」
...今に至つて微力その効を奏せず...
芥川龍之介 「内田百間氏」
...五十嵐と小官吏とが互に微力を盡し合つて鞘當てをする...
高濱虚子 「俳諧師」
...集合の力を個々の微力へ分散する観念――一部はフランス大革命に責任のある近代の大不幸...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...微力ながら引取(ひきとら)れるものなら引取って芸術的な教育でもしてやらなかった事が...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...微力な作家の暗澹たる予想は...
原民喜 「永遠のみどり」
...日本の文化開発のために微力を尽そうということのほかに...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...今日はなにか用だったのか」「ちょっとお願いがあってきた」「なにしろ微力でね...
久生十蘭 「ノア」
...臣をして敢えて法典編纂のために微力を尽すを得しめ給わば...
穂積陳重 「法窓夜話」
...海外多数の碩学(せきがく)名士が毎(いつ)も同情せらるる予の微力を以て老いの既に至れるを知らず...
南方熊楠 「十二支考」
...不肖田原が微力を以て...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...はなはだ微力にちがいありません...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...生地のままの・単純な・しかもきわめて微力な・天性の結果をご披露するのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...却(かへつ)て微力な中から是丈(これだけ)或(ある)種の調和的な日本趣味を具体し得た日本街(まち)を感心だと思ふ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...われら、微力といえども、忠誠を本義とし、国家の宗廟を護る朝廷の臣から見れば、なんら、怖るるに足る賊ではありません」「卿(けい)らは、そんなことを、本心からいわるるのか」「もとよりこんなことは、戯れに口にする問題ではありますまい」「だが、いかに痛恨(つうこん)してみても、実力のある曹操をどうしようもあるまいが」「正義が味方です...
吉川英治 「三国志」
...小角は微力ですが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...微力(びりょく)...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...微力ながらお供して参ろうというのに...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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