例文・使い方一覧でみる「微かな」の意味


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...微かな動悸を胸に覚えて...   微かな動悸を胸に覚えての読み方
石川啄木 「病院の窓」

...その時微かな戦慄とともに思い出した...   その時微かな戦慄とともに思い出したの読み方
梅崎春生 「赤い駱駝」

...ときどき微かな翳(かげ)りのようなものが現れたり引っ込んだりするようになったのは...   ときどき微かな翳りのようなものが現れたり引っ込んだりするようになったのはの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...カサカサと乾涸(ひか)らびた微かな音を立てゝ居た...   カサカサと乾涸らびた微かな音を立てゝ居たの読み方
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」

...「一度なんだか見たことがあるような氣がしますよ」と微かな聲で...   「一度なんだか見たことがあるような氣がしますよ」と微かな聲での読み方
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」

...」――さうした微かな声が私の耳に這入つた...   」――さうした微かな声が私の耳に這入つたの読み方
中原中也 「その頃の生活」

...思いがけないある微かな...   思いがけないある微かなの読み方
原口統三 「二十歳のエチュード」

...突き崩された壁土がサラサラと微かな音を立てて床の上に落ちる...   突き崩された壁土がサラサラと微かな音を立てて床の上に落ちるの読み方
久生十蘭 「魔都」

...夢うつゝのなかにれきろくたる轍の音を耳にしながら微かな彼女の重味を片脇に感じて手綱を執つてゐる小生の魂は...   夢うつゝのなかにれきろくたる轍の音を耳にしながら微かな彼女の重味を片脇に感じて手綱を執つてゐる小生の魂はの読み方
牧野信一 「女優」

...眼をギヨロリとさせて唸りながら微かな笑ひを浮べた...   眼をギヨロリとさせて唸りながら微かな笑ひを浮べたの読み方
牧野信一 「心象風景」

...またしても微かな呻り声を二度三度と洩らしていた...   またしても微かな呻り声を二度三度と洩らしていたの読み方
正岡容 「小説 圓朝」

...何処かで微かな小鳥の声...   何処かで微かな小鳥の声の読み方
宮本百合子 「雲母片」

...――微かな生きものだ...   ――微かな生きものだの読み方
宮本百合子 「毛の指環」

...どこかで鳥の聲がする 雪の山の黄昏時私は一つの尾根に彳つ 谿間の宿のランプの灯(ひ)私の部屋の小さな窗 窗に映つた帽子の影あはれあはれ それは思出のやうに見える 微かな谿の水の聲...   どこかで鳥の聲がする 雪の山の黄昏時私は一つの尾根に彳つ 谿間の宿のランプの灯私の部屋の小さな窗 窗に映つた帽子の影あはれあはれ それは思出のやうに見える 微かな谿の水の聲の読み方
三好達治 「黄昏」

...唇元(くちもと)の微かな薄笑いが...   唇元の微かな薄笑いがの読み方
夢野久作 「名娼満月」

...この微かな焔の明りは...   この微かな焔の明りはの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

...近習たちの微かな気配がうごき...   近習たちの微かな気配がうごきの読み方
吉川英治 「大谷刑部」

...孔明の顔にうごいた微かなそれをも見のがさなかった...   孔明の顔にうごいた微かなそれをも見のがさなかったの読み方
吉川英治 「三国志」

「微かな」の書き方・書き順

いろんなフォントで「微かな」

「微かな」の英語の意味


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