...唯一人犬の如く彷徨(うろつ)く楽みは...
石川啄木 「葬列」
...死所を求めて彷徨う家出人が大金の入った蟇口を拾い...
海野十三 「深夜の市長」
...十二月十五日晴、行程二里、そして汽車、熊本市、彷徨...
種田山頭火 「行乞記」
...やつぱり昨夜は酔中彷徨だつたさうな...
種田山頭火 「其中日記」
...アルコールなしでは夢がなさすぎる私の生活だ!あちらこちら彷徨...
種田山頭火 「其中日記」
...山頭火に与ふ酔中の自己打診自己批判自己忠告生死の一線彷徨超越逍遙七月四日曇...
種田山頭火 「旅日記」
...ハリオットが臨終の際に精神的彷徨をなすあたりから先は...
豊島与志雄 「異邦人の意欲」
...そして夜は雪の消え残った裏通りを黙々として彷徨した...
豊島与志雄 「運命のままに」
...勿論百姓といふものが一旦落ちついた自分の土地を離れて彷徨(さまよ)ふといふことはよく/\の事情が起らない限りは決してないことであります...
長塚節 「白瓜と青瓜」
...僕の魂はいきなり遠いところへ彷徨つて行つた...
原民喜 「火の子供」
...皇帝はその節まだ麻酔の中を彷徨していられ...
久生十蘭 「魔都」
...町のなかを彷徨する奇怪な鳩の噂が擴がつて行く間に...
堀辰雄 「羽ばたき」
...――そのとき娘はぼんやりした夢のなかを彷徨(ほうこう)するような父親のこえを聞いた...
室生犀星 「みずうみ」
...その万太郎の彷徨(ほうこう)は...
吉川英治 「江戸三国志」
...彼はゆうべ一夜で八大地獄を彷徨(さすら)うほどな苦患(くげん)をおぼえた...
吉川英治 「剣難女難」
...狂気のごとく彷徨(さまよ)いあるいている呂布の声だった...
吉川英治 「三国志」
...山の奥へ奥へと彷徨(さまよ)っていた...
吉川英治 「旗岡巡査」
...何時間かの間この荒野を彷徨(さま)よい...
蘭郁二郎 「自殺」
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