...御馴染みの店に行こう...
...彼女とは御馴染みで仲がいい...
...御馴染みの仕事が忙しい...
...御馴染みの曲を演奏してみた...
...彼はこの地域では御馴染みのタレントだ...
...「お前とも永い御馴染(おなじみ)だな...
芥川龍之介 「お富の貞操」
...これが画端書(えはがき)でも御馴染(おなじみ)の...
芥川龍之介 「上海游記」
...「君こそ妙な所が御馴染(おなじみ)じゃないか...
芥川龍之介 「路上」
...ことごとく僕の御馴染(おなじみ)なんだ...
芥川龍之介 「路上」
...三十一「但し御馴染(おなじみ)だって...
芥川龍之介 「路上」
...本誌に御馴染の延原謙(のぶはらゆずる)氏が...
海野十三 「人造物語」
...右に近いのは御馴染(おなじみ)の白河内らしい...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...従ってこの下宿の帳場に坐っていつもいつも同じように長い煙管(きせる)をふすべている主婦ともガラス障子越しの御馴染(おなじみ)になって...
寺田寅彦 「雪ちゃん」
...はい、有難う、はい、有難う」と、云いながら、人々の間を廻って、銭を手から袖へ、扇から袖へ――そして、一廻りしてから「厚く、御馴染様に、御礼申し上げます...
直木三十五 「南国太平記」
...それでもう御馴染(おなじみ)になったタクシー君に...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...古い御馴染(おなじみ)じゃありませんか」「え?」小野さんは...
夏目漱石 「虞美人草」
...いらしったんじゃありませんか」「それで御馴染なんですか」「ええ」「あんまり古い馴染だから...
夏目漱石 「虞美人草」
...みんな御馴染(なじみ)だね」「君(きみ)の様に金回(かねまは)りが好(よ)くないから...
夏目漱石 「それから」
...みんな御馴染だね」「君の様に金回りが好くないから...
夏目漱石 「それから」
...御都合がよければ――実は御馴染(おなじみ)にもなっておりますし家内や妹も大変それを希望致しますから」「君の新宅へ下宿人を置きたいという事は僕も承知していますが...
夏目漱石 「倫敦消息」
...昔からの御馴染で」「有難う...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今日も暑くなりさうですね」御馴染(おなじみ)の八五郎...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
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