例文・使い方一覧でみる「御鏡」の意味


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...習慣として御鏡に映った自分の姿を確認する...   習慣として御鏡に映った自分の姿を確認するの読み方

...御鏡を眺めて何かを感じ取ることができる...   御鏡を眺めて何かを感じ取ることができるの読み方

...御鏡を大切に扱って、敬意を示す...   御鏡を大切に扱って、敬意を示すの読み方

...列車内の御鏡を使って化粧をする...   列車内の御鏡を使って化粧をするの読み方

...「御鏡、どこに置きましたか?」...   「御鏡、どこに置きましたか?」の読み方

...御鏡の中にありありと...   御鏡の中にありありとの読み方
芥川龍之介 「好色」

...さて次の間へ通った新蔵は、遠慮なく座蒲団を膝へ敷いて、横柄(おうへい)にあたりを見廻すと、部屋は想像していた通り、天井も柱も煤の色をした、見すぼらしい八畳でしたが、正面に浅い六尺の床があって、婆娑羅大神(ばさらだいじん)と書いた軸の前へ、御鏡が一つ、御酒徳利が一対、それから赤青黄の紙を刻んだ、小さな幣束(へいそく)が三四本、恭しげに飾ってある、――その左手の縁側の外は、すぐに竪川の流でしょう...   さて次の間へ通った新蔵は、遠慮なく座蒲団を膝へ敷いて、横柄にあたりを見廻すと、部屋は想像していた通り、天井も柱も煤の色をした、見すぼらしい八畳でしたが、正面に浅い六尺の床があって、婆娑羅大神と書いた軸の前へ、御鏡が一つ、御酒徳利が一対、それから赤青黄の紙を刻んだ、小さな幣束が三四本、恭しげに飾ってある、――その左手の縁側の外は、すぐに竪川の流でしょうの読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...」と、次第に後の箪笥に映った影も大きくなるかと思うほど、膝を進めて来ましたが、やがてその婆臭い(におい)が、新蔵の鼻を打ったと思うと、障子も、襖も、御酒徳利も、御鏡も、箪笥も、座蒲団も、すべて陰々とした妖気の中に、まるで今までとは打って変った、怪しげな形を現して、「あの若いのもおぬしのように、おのが好色心(すきごころ)に目が眩んでの、この婆に憑(つか)らせられた婆娑羅(ばさら)の大神に逆(さかろ)うたてや...   」と、次第に後の箪笥に映った影も大きくなるかと思うほど、膝を進めて来ましたが、やがてその婆臭いが、新蔵の鼻を打ったと思うと、障子も、襖も、御酒徳利も、御鏡も、箪笥も、座蒲団も、すべて陰々とした妖気の中に、まるで今までとは打って変った、怪しげな形を現して、「あの若いのもおぬしのように、おのが好色心に目が眩んでの、この婆に憑らせられた婆娑羅の大神に逆うたてやの読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...一体(たい)の御鏡(みかがみ)がお爺(じい)さまの掌(てのひら)に載(の)っていました...   一体の御鏡がお爺さまの掌に載っていましたの読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...右(みぎ)の御鏡(みかがみ)は早速(さっそく)岩屋(いわや)の奥(おく)の...   右の御鏡は早速岩屋の奥のの読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...しかし私(わたくし)は今(いま)も尚(な)おその時(とき)戴(いただ)いた御鏡(みかがみ)の前(まえ)で静座(せいざ)黙祷(もくとう)をつづけて居(お)るのでございます...   しかし私は今も尚おその時戴いた御鏡の前で静座黙祷をつづけて居るのでございますの読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...そして修行(しゅぎょう)の時(とき)にはいつも之(これ)を御鏡(みかがみ)の前(まえ)へ備(そな)えることにして居(お)るのでございます...   そして修行の時にはいつも之を御鏡の前へ備えることにして居るのでございますの読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...わけて御化粧の間の御用具の中でも御鏡は尊(とうと)いもの...   わけて御化粧の間の御用具の中でも御鏡は尊いものの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

......   の読み方
長塚節 「長塚節歌集 上」

...「――二臺の吊臺(つりだい)で富坂町の千本殿御住居に持込んだのは三日前、何分身にも世にも換へ難い大事の品ではあり、一刻も目を離すわけに行かないので、主人名代として拙者が詰めかけ、千本殿共々、寸毫(すんがう)の油斷もなく守護いたしたが、――一昨夜いや昨日の曉方と申した方が宜い、あらうことか千兩の大金と共に御奉納品の品々、御墨附まで烟(けむり)の如く消え失せてしまつたのぢや」「千兩の金は、償(つぐな)ふ道もあるが、御簾中樣の御鏡、郷義弘(がうのよしひろ)の御懷劍、後生を願つて斷たれた、一と握りの御髻(もとゞり)、それに御墨附などは、代りの品があるべき筈もなく、明後日御局衆の代參までに間に合はなければ、拙者主人島五六郎樣始め、拙者までも腹でも切らなければ相成るまい...   「――二臺の吊臺で富坂町の千本殿御住居に持込んだのは三日前、何分身にも世にも換へ難い大事の品ではあり、一刻も目を離すわけに行かないので、主人名代として拙者が詰めかけ、千本殿共々、寸毫の油斷もなく守護いたしたが、――一昨夜いや昨日の曉方と申した方が宜い、あらうことか千兩の大金と共に御奉納品の品々、御墨附まで烟の如く消え失せてしまつたのぢや」「千兩の金は、償ふ道もあるが、御簾中樣の御鏡、郷義弘の御懷劍、後生を願つて斷たれた、一と握りの御髻、それに御墨附などは、代りの品があるべき筈もなく、明後日御局衆の代參までに間に合はなければ、拙者主人島五六郎樣始め、拙者までも腹でも切らなければ相成るまいの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...「御鏡、懷劍などは何處にも見附からない...   「御鏡、懷劍などは何處にも見附からないの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...御家の重寶讓葉(ゆづりは)の御鏡か何んかを...   御家の重寶讓葉の御鏡か何んかをの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...讓葉(ゆづりは)の御鏡(おかゞみ)さ...   讓葉の御鏡さの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...それに世間(せけん)では三種(さんしゆ)の神器(じんぎ)の中(なか)にある御鏡(みかゞみ)を...   それに世間では三種の神器の中にある御鏡をの読み方
濱田青陵 「博物館」

...時には御鏡と書いてあるものもある...   時には御鏡と書いてあるものもあるの読み方
牧野富太郎 「植物記」

...賢所(かしこどころ)の宝剣と御鏡とは...   賢所の宝剣と御鏡とはの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...奥ふかい御鏡の影を...   奥ふかい御鏡の影をの読み方
吉川英治 「源頼朝」

...榊葉と神灯(みあかし)と神殿の奥の御鏡しかなかった...   榊葉と神灯と神殿の奥の御鏡しかなかったの読み方
吉川英治 「源頼朝」

「御鏡」の読みかた

「御鏡」の書き方・書き順

いろんなフォントで「御鏡」


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