例文・使い方一覧でみる「御金」の意味

...御金を預ける場所が近くにありますか？(Do you know a place where I can deposit my money?)...

...今日は御金を引き出しに来ました... 今日は御金を引き出しに来ましたの読み方

...御金を盗まれたときはどうすればいいですか？(What should I do if my money is stolen?)...

...御金には際限がありますから... 御金には際限がありますからの読み方
芥川龍之介「杜子春」

...御つれもないんだから誰も知る人もありませんから殺してあの御金をおとりなさいよ」とささやいたので思いがけない悪心が起ったので山刀をさし枕槍をひっさげてその坊さんの跡をおっかけて行く...
井原西鶴宮本百合子訳「元禄時代小説第一巻「本朝二十不孝」ぬきほ（言文一致訳）」

...了簡がケチ臭く肝ッ玉が山椒ツブみたいで力もなくしたがって御金もなく女の子にはいたってふられがちに出来あがっている――まったくわれながらアイソのつきる野郎ではある...
辻潤「だだをこねる」

...右の御金蔵の南には... 右の御金蔵の南にはの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...遠慮なく仰しやい」「少し御金（おかね）の工面（くめん）が出来（でき）なくつて？」三千代の言葉（ことば）は丸で子供の様に無邪気であるけれども... 遠慮なく仰しやい」「少し御金の工面が出来なくつて？」三千代の言葉は丸で子供の様に無邪気であるけれどもの読み方
夏目漱石「それから」

...じゃ御金は要らないのと聞いた... じゃ御金は要らないのと聞いたの読み方
夏目漱石「それから」

...それで御金を五百円ばかり御取りになったんだって」「へえ... それで御金を五百円ばかり御取りになったんだって」「へえの読み方
夏目漱石「野分」

...稼ぎさいすりゃいくらでも欲しいだけの御金は取れるしさ」彼女のいう事を黙って聞いていると...
夏目漱石「道草」

...御金の代りに家（うち）と地面を貰ったつもりでいらっしゃるかも知れなくってよ」と御米が云う... 御金の代りに家と地面を貰ったつもりでいらっしゃるかも知れなくってよ」と御米が云うの読み方
夏目漱石「門」

...王様はとうとう高い御金を出して焚（や）け余（あま）りの三冊を買ったんですって……どうだこの話しで少しは書物のありがた味（み）が分ったろう... 王様はとうとう高い御金を出して焚け余りの三冊を買ったんですって……どうだこの話しで少しは書物のありがた味が分ったろうの読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...私の兄は御金藏の番人をいたして居りました... 私の兄は御金藏の番人をいたして居りましたの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...御金御用達兼神田兩替組頭... 御金御用達兼神田兩替組頭の読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...御金御用達兼神田両替組頭... 御金御用達兼神田両替組頭の読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...御金蔵に泊って二千両盗（と）ったという晩... 御金蔵に泊って二千両盗ったという晩の読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...諸大名の御金御用達を勤めて... 諸大名の御金御用達を勤めての読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...代々の後藤家は金座の御金改役として... 代々の後藤家は金座の御金改役としての読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...「今その御金が無いと... 「今その御金が無いとの読み方
水上滝太郎「大阪の宿」

...日田の御金奉行じゃけに... 日田の御金奉行じゃけにの読み方
夢野久作「狂歌師赤猪口兵衛」