...「御腹が空いたので、何か食べたい...
...「あまりにもたくさん食べて、御腹が痛くなった...
...「このお店の料理は、御腹いっぱいになるほどボリュームがある...
...「運動不足で御腹が出てきたので、ジョギングを始めた...
...「お腹がすいたときは、おにぎり一つで御腹いっぱいになる...
...この若殿樣の御腹立になつた話を...
芥川龍之介 「地獄變」
...御腹(おなか)に子供がいると思っているんですって...
芥川龍之介 「路上」
...御腹堪え難くなり給いければ...
高木敏雄 「比較神話学」
...御腹を召されんずる事...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...天下の公議で事を裁決しやうといふ御腹(おんはら)であつたのに...
塚原蓼洲 「兵馬倥偬の人」
...「お政(まさ)さんが御腹(おなか)が痛いって...
夏目漱石 「永日小品」
...「先刻(さっき)から急に御腹(おなか)が痛み出して……」「もう出そうなのかい」健三にはどの位な程度で細君の腹が痛んでいるのか分らなかった...
夏目漱石 「道草」
...さぞ御腹(おなか)が御減(おへ)りでしょうと云いますから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...御腹樣のお銀の方御身持に信用いたしてよいものやら惡いものやら存じませんが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御腹様のお銀の方御身持に信用いたしてよいものやら悪いものやら存じませんが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...殿御腹立ちも尤(もつと)も至極だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...殿には以つての外の御腹立ちで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...相当した女御腹(にょごばら)の宮様がおいでにならなかったか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...何かの因縁(いんねん)だろうと思ってコンなお話をするんですからね……御腹蔵の無いところを打ち明けて下すった方が...
夢野久作 「復讐」
...おあるじには御腹痛を起され...
吉川英治 「私本太平記」
...貴殿の御腹蔵のないお考えでは...
吉川英治 「新書太閤記」
...今後の御腹中をも...
吉川英治 「新書太閤記」
...佐々成政が、浜松を去り、やがて清洲でも、得るところなく、むなしく北陸へ帰ったと聞いて、家康が、「やれやれ」と、思っていると、またぞろその直後、紀州(きしゅう)の畠山貞政(はたけやまさだまさ)が、(腹心の者二名、そっとさし遣わしたれば、御引見のうえ、何ら、御腹蔵なく、篤(とく)と、御内議を給わりたい)とある書簡をもたせて、自身の家臣、江島太郎左衛門と渡辺和泉(わたなべいずみ)の両人をさし向けて来た...
吉川英治 「新書太閤記」
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